「in case~」「in case of~」「just in case」これらのフレーズは全て「~に備えて」という似たような意味になります。
ただし、それぞれの使い方がちょっとだけ違うので、使い方のポイントを例文で解説していきます。
どれも日常会話でよく使われるフレーズなので、しっかり覚えておきましょう。
「in case~」の意味と使い方
You should use the train in case the road is crowded.
道が混んでいるといけないから、電車で行ったほうが良いよ。
in case~は、「~に備えて」という意味で使われます。
文章の内容によっては、「~するといけないから」や「~の場合に備えて」などと訳すことがあります。
in caseの後には、主語+動詞と続くいわゆるSV構造になるのが基本的な使い方です。
例文では、in caseの後にSV構造であるthe road is crowdedと続いて、「渋滞に備えて」という意味になっています。
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例文は、「You should use the train(あなたは電車で行ったほうが良いよ)」と「the road is crowded(道が混んでいる)」という2つ文章から成り立っています。
この2つの文章の間にin caseを入れることで、渋滞に備えて電車に乗ることを勧める1つの文章に組み合わされています。
shouldは「~すべき」と日本語では訳されることが多いので、強い印象を受けがちですが実はそれほど強く訴えかけるものではない。
have toやmustに比べるとshouldは弱い印象で、相手のことを考えて提案するくらいのニュアンスです。
「in case of~」の意味と使い方
Please call me in case of emergency.
緊急の場合は私に電話してください。
in case of~とin case~は、どちらも「~に備えて」「~の場合に備えて」「~場合は」など同じ意味をもちます。
ただし、in case of~の場合は、後ろに名詞がくるのが使い方の基本です。
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in case~・・・後ろにSV構造が続く
in case of~・・・後ろに名詞がくる
例文では、in case ofの後ろにemergency(緊急)という名詞が使われています。
位置を逆にして、In case of emergency, please call me.(緊急の場合は私に電話してください。)という使い方もできます。
in case of~とin case~は、どちらも日常会話でよく使われるフレーズなので、使い方の違いをしっかり理解して覚えておきましょう。
「just in case」の意味と使い方
Please check it just in case.
念のために確認をお願いします。
just in caseは、「念のために」という意味で、日常会話でよく使われるフレーズなので、そのまま丸ごと覚えておきましょう。
例文のように、just in caseは文末におくことが多い。
文頭にjust in caseを使って、Just in case,please check it.と言えなくもないのですが、会話の中では最後にjust in case(念のために)と付け加えることが多いのです。
just in caseは、in case~やin case of~と同様に、「~に備えて」という意味で使われていますが、just in caseの場合は、何に備えているのかはっきりとは言っていない。
生活の中では、具体的に何かは分からないけど、念のために備えておこうということがいろいろあると思います。
もしくは、備えるべき理由が分かっていても、詳しく相手に伝える必要がない時もあると思います。
I’ll cook lots of food for the party,just in case.
(私はパーティーのためにたくさん料理をしておきます。念のために。)
料理をたくさん作る理由を特に詳しく伝える必要もないので、単純に文章の後ろにjust in case(念のために)と付け加えるだけの簡単な使い方です。
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