afraid of/afraid to/afraid thatの意味と使い方の違いを例文で解説!

今回は、「afraid」の意味と使い方についてです。afraidを使ったフレーズでよく使われるかたちは、「be afraid of ~」「be afraid to ~」「I’m afraid that ~」の3つです。

afraidは、「怖い」という意味をもつ言葉ですが、特に「I’m afraid that ~」は、そのまま「怖い」と訳せない、英語独特のニュアンスがあるので、使い方の違いを理解する必要があります。

今回の記事では、この3つのフレーズの使い方を、簡単な例文で解説していきます。

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「be afraid of ~」の意味と使い方

I‘m afraid of spiders.
 
私はクモが怖い。

I‘m afraid of speaking in public.
 
私は人前で話すのが怖い。

afraidは、「恐れて」「怖がって」という意味の形容詞なので、必ず動詞が必要です。「be動詞 afraid of ~」というかたちになります。

そして、ofの後ろには、名詞または動名詞がくるのが基本の使い方です。

例文のI’m afraid of spiders.の場合は、spiders(クモ)という名詞が使われています。いろいろな種類のクモがいる中で、クモ全般が怖いと言っているのでspidersという複数形になっています。

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例文のI’m afraid of speaking in public.の場合は、speaking(話すこと)という動名詞が使われています。

この例文では、公の場で話すことが怖いという意味ですが、そもそもspeakは、友達同士などで話すという感じではなくて、大勢の人の前でスピーチする時によく使われる動詞です。友達同士で話し合う時にはtalkを使うことが多い。

speakは一方的に話している感じで、talkはお互いに意見を交換して話し合っている感じです。

次では、「be afraid to ~」の意味と使い方について解説していきます。「I’m afraid of ~」と「I’m afraid to ~」は、後にくる言葉に違いがあります。

afraid-of-afraid-to-afraid-that-意味-使い方-違い-例文-画像1

「be afraid to ~」の意味と使い方

I‘m afraid to swim.
 
私は泳ぐのが怖い。

この場合のafraidも、「恐れて」「怖がって」という意味の形容詞なので、必ずbe動詞が必要です。。「be動詞 afraid to ~」が基本のかたちになります。

toの後には、必ず動詞の原形がきます。例文では、to swimで「泳ぐこと」という意味になり、例文全体で、私は泳ぐことを恐れているという意味になります。

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「I’m afraid that ~」の意味と使い方

I’m afraid that I can’t help you.
 
残念ですが、あなたを助けることはできません。

「I’m afraid that ~」は、「残念ですが~」「申し訳ありませんが~」というニュアンスの前置きフレーズです。「be afraid of ~」や「be afraid to ~」とは、意味も使い方も違いがあります。

英語圏の人は物事をストレートに言うイメージが強いですが、このように実際には相手の気持ちを察して、やわらかく伝える表現もたくさんあります。

「afraid」と「残念ですが~」という意味が、どうしても結び付かない人は、「恐れ入りますが~」という意味で考えると、日本人にはすんなり理解できるのではないでしょうか。

「I’m afraid that ~」のthatは、that節です。that節の後には必ず、主語(S)+ 動詞(V)と続く、英語の基本の語順の文章が使われます。例文ではI can’t help you.(私があなたを助けられません。)ということを、I’m afraidというように恐縮しているわけです。

afraid-of-afraid-to-afraid-that-意味-使い方-違い-例文-画像2

会話では、that節が省略されることが多いので、I’m afraid I can’t help you.と言うこともあります。

「I’m afraid that ~」は、「恐れ入りますが~」という訳し方から分かるようにビジネスシーンでよく使われるフレーズです。日常会話では、「I’m sorry that ~(残念ですが~)」の方が使う頻度は高いです。

多くの場合が「I’m afraid that ~」を「I’m sorry that ~」に置き換えることが可能ですが、その反対に「I’m sorry that ~」を「I’m afraid that ~」で置き換えることができない場合があるので注意が必要です。

「I’m sorry that ~」は、「お気の毒に」という相手の気持ちを察して使うことがあるので、たとえば知人が他界してしまった時に「I’m afraid that ~」を使うのは変ですよね。

I’m sorryの謝罪以外の使い方については、以前に書いた記事があるので、是非チェックしてみてください。

合わせて読みたい
I’m sorryの意味は謝罪だけじゃない!
I'm-sorry-意味-例文-I'm-sorry-to-hear-that-日本語-画像3
「I’m sorry.」といういうと「ごめんなさい。」や「申し訳ございません。」など謝罪の意味で使うということが一般的によく知られていますが、実は、それ以外の意味でI’m sorry.を使うことの方が日常的には多いのです。
今回のレッスンでは、I’m sorry.の代表的な3つの使い方について紹介します…

 
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英単語は「思い出す」ことで覚えていく

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英単語を覚える時は、「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。1度覚えた英単語を忘れてしまった場合は、この3ステップを繰り返して、もう1度「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

たとえば、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を覚えたい場合は次の通りです。

1.「読む」
「recommend」の正しい発音を発音記号やGoogle翻訳の音声機能などを使って確認してから、声に出して「recommend」を読んでみる。

2.「書く」
「recommend」のスペルと意味を覚えるまで書く。

3.「話す」
具体的なシチュエーションを想定して、「recommend」を使った英文を作り、独り言でも良いので話してみる。

たとえば、友人の行きつけの飲食店に連れて行ってもらった時に、おすすすめのメニューを聞くというシチュエーションを想定して、「What do you recommend?(あなたのおすすめは何ですか?)」という英文を作って話してみる。

そして、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を名詞の「recommendation [rèkəməndéɪʃən](推奨)」に変えたら、どのような英文になるのかを考えてみる。答えは「What’s your recommendation?(あなたのおすすめは何ですか?)」になります。

これで、動詞の「recommend」と名詞の「recommendation」の2つの英単語が覚えられたと思います。

しかし、大抵は数日経てば忘れてしまうものです。そこで諦めないで、再び「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。忘れてしまった英単語を「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

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