as well asの意味と使い方!as good asとの違いは品詞!

今回は「as well as」の意味と使い方を例文で解説していきます。

「as well as」と似たような表現に「as good as」がありますが、これらは品詞の違いから、それぞれの用法が異なるため使い分けが必要です。

「as well as」と「as good as」の違いも、しっかり確認していきましょう。

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「as well as」と「as good as」の意味の違い

「as well as~」・・・「~と同様に(上手く),~だけでなく」
wellが副詞(主に動詞を修飾する)

「as good as~」・・・「~も同然,ほとんど~」
goodが形容詞(主に名詞を修飾する)

簡潔に言うと、以上の内容が「as well as」と「as good as」の違いになります。「as well as」と「as good as」の違いは、「well」と「good」の品詞の違いです。それでは基礎英語に戻って「well」と「good」の用法の違いを確認してみましょう。

「well」の品詞は副詞です。副詞は主に動詞を修飾する働きがあります。たとえば、「I slept well last night.(昨夜はよく眠った。)」でしたら、副詞の「well(よく)」が動詞の「slept(眠った)」を後ろから修飾して「slept well(よく眠った)」という意味になります。

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一方、「good」の品詞は形容詞です。形容詞は主に名詞を修飾する働きがあります。形容詞には主に2つの用法があります。1つ目は名詞の前から修飾する用法です。たとえば、「I watched a good movie.(良い映画を観た。)」でしたら、形容詞の「good(良い)」が名詞の「movie(映画)」を前から修飾して「a good movie(良い映画)」という意味になります。

2つ目は、be動詞の後ろに形容詞を使って主語の名詞を修飾する用法です。たとえば、「This book is good.(この本は良い。)」は形容詞の「good(良い)」がbe動詞の「is」の後ろに使われて、主語の名詞の「This book(この本)」を修飾しています。

「as well as」と「as good as」の場合でも、「well」と「good」の品詞の違いが影響して、意味と使い方の違いが生じます。「well」と「good」の用法の違いを踏まえたうえで、「as well as」と「as good as」の具体的な使い方の違いを例文で確認していきましょう。

as-well-as-意味-使い方-as-good-as-違い-品詞-画像1

「as well as」の使い方

She cooks as well as her mother.
 
彼女は母親と同様に料理をするのが上手です。

「as…as~」構文は、「~と同じくらい…だ」という意味になるので、「as well as~」は「~と同じくらい(上手く)」または「~と同様に,~だけでなく」という意味になります。

この例文では「as well as」を使って、「She cooks(彼女は料理をする)」と「her mother cooks(彼女の母親は料理をする)」が同じくらい上手だと言っています。すでに述べていますが、「well」の品詞は副詞なので、主に動詞を修飾する使い方になります。この例文では、副詞の「well(上手に)」が動詞の「cook(料理をする)」を修飾して「料理をするのが上手」という意味になります。

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「as good as」の使い方

This book is as good as that one.
 
この本はそれと同じくらい良いです。

「as good as」は、「as…as~(~と同じくらい…だ)」構文に形容詞の「good」を使った表現です。「~と同じくらい(良い)」または「~も同然,ほとんど~」という意味になります。

この例文では「as good as」を使って、「This book(この本)」と「that one/book(その本)」が同じくらい良いと言っています。「good」の品詞は形容詞なので、主に名詞を修飾する使い方になります。この例文では、形容詞の「good(良い)」が名詞の「book(本)」を修飾して「良い本」という意味で使われています。

as-well-as-意味-使い方-as-good-as-違い-品詞-画像2

This team without him is as good as losing the game.
 
彼のいないこのチームでは試合に負けたも同然です。

「well/good」は「上手/良い」という意味だけではなく、「適切に合っている」というニュアンスで使うことがあります。ですから、この例文のように「as good as」を使っているからと言って、必ずしも「良い」ことを表しているわけではないのです。

この例文では、「This team without him(彼のいないこのチーム)」と「losing the game(試合に負けること)」の内容が適切に合っている状態を「as good as」で表しています。この場合は「as good as~」を「~も同然」という意味で訳すことができます。このような使い方は高校英語のテストで出題されることがあるので、しっかり覚えておきましょう。

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英単語は「思い出す」ことで覚えていく

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英単語を覚える時は、「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。1度覚えた英単語を忘れてしまった場合は、この3ステップを繰り返して、もう1度「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

たとえば、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を覚えたい場合は次の通りです。

1.「読む」
「recommend」の正しい発音を発音記号やGoogle翻訳の音声機能などを使って確認してから、声に出して「recommend」を読んでみる。

2.「書く」
「recommend」のスペルと意味を覚えるまで書く。

3.「話す」
具体的なシチュエーションを想定して、「recommend」を使った英文を作り、独り言でも良いので話してみる。

たとえば、友人の行きつけの飲食店に連れて行ってもらった時に、おすすすめのメニューを聞くというシチュエーションを想定して、「What do you recommend?(あなたのおすすめは何ですか?)」という英文を作って話してみる。

そして、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を名詞の「recommendation [rèkəməndéɪʃən](推奨)」に変えたら、どのような英文になるのかを考えてみる。答えは「What’s your recommendation?(あなたのおすすめは何ですか?)」になります。

これで、動詞の「recommend」と名詞の「recommendation」の2つの英単語が覚えられたと思います。

しかし、大抵は数日経てば忘れてしまうものです。そこで諦めないで、再び「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。忘れてしまった英単語を「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

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