英語で「立ち寄る」を意味する言葉はいろいろありますが、その中でも使う頻度が高いのが、「drop by」「stop by」「swing by」です。今回は、これらの言葉の意味や使い方の違いはあるのか?について解説していきます。
「drop by」「stop by」「swing by」の意味の違いはあるの?
結論から言うと、これらの言葉を使う人や地域によって微妙なニュアンスの違いはあるようですが、「drop by」「stop by」「swing by」は、どれも「立ち寄る」という意味で大きな違いはありません。
日本語でも「立ち寄る」ということを、「寄り道する」とか、「ちょっと顔をだしてくる」とか、いろいろな言い方ができるのと同じように、英語の場合も単語を変えて「drop by」「stop by」「swing by」と様々な言い方をするけれど、大まかな意味はほぼ同じというわけです。その他にも英語では「立ち寄る」という意味で、 「drop in」「stop in」「pop in」なども使われます。
ただし、「drop by」「stop by」「swing by」に共通して言えることは、立ち寄った場所に長居するのではなく、用事を済ませて短時間で立ち去るというニュアンスが強いということです。ちょっと顔をだすつもりが結果的に長居してしまうことはありかもしれませんが、「ふらっと立ち寄る」「ちょっとだけ顔をだす」といった意味合いの言葉だということを覚えておきましょう。
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「drop」「stop」「swing」の動詞の違い
「drop by」の場合、動詞の「drop」自体に「立ち寄る」という意味があり、「by」は「~そばに」という意味の副詞です。
「stop by」は、動詞の「stop」が「止まる」という意味なので、どこかに行く途中に止まって、ちょっと寄っていくというイメージです。
「swing by」の「swing」には、軽い足取りで「さっと動く」という意味があります。このことからも「swing by」が「ちょっと寄り道していく」というニュアンスが分かると思います。
「drop」「stop」「swing」など、それぞれの動詞の意味が異なるため、話し手がその時の気持ちや状況に合った動詞を選んで、「drop by」「stop by」「swing by」と言っていますが、言い方の違いだけで伝えたいことは大きく変わらないというわけです。そのため、話し手の気持ちや地域によって、微妙にニュアンスが違うことがあります。
実際に複数のネイティブスピーカーに、「drop by」「stop by」「swing by」の違いを確認したところ、「drop by」よりも「stop by」の方が滞在時間が短いと答えた人もいれば、その逆のことを言った人もいました。このような些細な違いを気にする必要はないのかなと個人的には思います。
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「drop by」「stop by」「swing by」の使い方
I’m going to stop by a convenience store on my way home.
家に帰る途中でコンビニに寄るつもりです。
この例文では、帰宅するという目的の途中に、コンビニに止まって「ちょっと立ち寄る」というニュアンスから「stop by」が使われていますが、「stop by」の代わりに「drop by」や「swing by」を使うこともできます。
Can I drop by your house around 6pm?
夕方6時頃にあなたの家に寄ってもいいですか?
drop byは、ややカジュアルな言い方になるので、知り合いのところに立ち寄る時に使うことが多いように思われますが、これも話す人によります。この例文の「drop by」の部分を、「stop by」や「swing by」に言い換える使い方もできます。
すでに述べていますが、「drop by」「stop by」「swing by」は、長居するのではなく、ちょっと寄っていくといったニュアンスのある言葉なので、このことを理解した上で使い方に気を付けましょう。
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