letの意味と使い方を解説する前に、まずは基本的なことから確認しておきます。Let’sは何の短縮形でしょうか?
Let’sは「Let us」を短縮した言葉です。
Let’s~は、「(一緒に)~しましょう」という意味で、日本人に広く知られている言葉なので、意外とLet’sがLet usの短縮形ということを見落としがちです。
「Let us~」という表現があるということは、当然ですが、「Let me~」「Let him~」「Let her~」など、「Let + 人」というかたちで使うことができます。
それでは、まずは基本となるLet’s~の意味と使い方について解説していきます。
「Let’s~」の意味と使い方
Let’s go fishing.
釣りに行こう。
Let’s~は、「(一緒に)~しましょう」という意味になります。Let’sの後には動詞の原形がくるのがポイントです。
letは、「~させる」という意味の使役動詞なので、必ず動詞の原形がきます。例文では、go(行く)という動詞の原形が使われています。
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Let’s~という言い回しは、日本人にとても馴染んでいるので、時々Let’sの後ろに動詞の原形がきていないフレーズをよく見ます。
たとえば、釣り番組のタイトルで、「レッツフィッシング!(× Let’s fishing!)」などありそうですよね。これは英語としては間違いです。必ずLet’sの後ろには動詞の原形を使いましょう。
<例文>
Let’s play soccer.
サッカーをしましょう。
Let’s watch the movie.
映画を観ましょう。
Let’s cook the omelet.
オムレツをつくりましょう。
「釣りに行こう。」のように相手を誘う時は、Let usではなく、Let’sと短縮形を使うのが一般的です。もしも、わざわざLet usと言った場合は、誘っているのではなく、「~させて」と許可を求めている場合もあります。
次では、「Let + 人 + 動詞の原形」で「人に~させて」という意味になる使い方を解説していきます。
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「~させて」許可を求めるletの使い方
Let me see the picture.
私にその写真を見せて。
「Let + 人 + 動詞の原形」で「人に~させて」という意味になります。letは、「~させて」や「~させてあげて」という意味をもつ言葉です。
「人」の部分がme(私に)の場合は、「~させて」という意味になりますが、「人」の部分が自分以外のhim(彼に)、her(彼女に)、them(彼らに)などになると、「~させてあげて」という意味になります。
Let her see the picture.
彼女にその写真を見せてあげて。
それでは、短縮形のLet’sではなく、わざわざLet usという使い方をした場合は、どのような意味になるのでしょうか?
Please let us know.
お知らせください。
「Let us 動詞の原形」は、「私たちに~させて」という意味になります。例文ではlet us knowで「私たちに知らせて」という意味になるので、Let’s~の「(一緒に)~しましょう」という使い方とは違いがあります。
<例文>
Let me have a bite.
一口ちょうだい。
Let him try that game again.
彼にもう一度そのゲームを試させてあげて。
Let me think about it.
それについて考えさせて。
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