at odds withの意味と使い方を例文で解説!

今回は、「at odds with~」の意味と使い方について例文で解説していきます。

この言葉には、複数の人や物事の意見が合わない、内容に食い違いがあるというニュアンスがあります。まずは、この言葉の意味から確認していきましょう。

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「at odds with~」の意味

「at odds with~」・・・「~と調和(合致)しない」

名詞のodds(複数形)は、「勝算」「見込み」という意味の言葉です。それがなぜ、「at odds with~」で「~と調和(合致)しない」という意味になるのかは、形容詞のoddの意味を知っていると理解しやすいです。

oddは、「二つ一組のうちの片方」という意味があります。たとえば、「an odd glove(片方の手袋)」このように使います。本来、二つ一組で機能しているものが片方しかない、つまり、物事が調和していない、合致していないというニュアンスがあります。

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このことから、「at odds with~」が「~と調和(合致)しない」という意味になることが分かりやすいのではないでしょうか。比べる2つの対象が人であれば、「意見が合わない」という意味になります。比べる対象が物事であれば、「内容に食い違いがある」という意味になります。

それでは、「at odds with~」の具体的な使い方を例文で確認していきましょう。

at-odds-with-意味-使い方-例文-画像1

「at odds with~」の使い方

She is at odds with him over the matter.
 
彼女はその件について彼と対立している。

「at odds」だけでも「意見が合わない」「合致しない」という意味がありますが、特に誰と合わないのか、何と合わないのかという比べる対象が明確である場合は、前置詞のwithを使って「at odds with~」のかたちで使うことが多いです。

この例文では、彼女と彼の意見が合わないという内容になっています。つまり、意見が対立しているという意味合いになるのです。

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また、何について意見が合わないのかという内容を示す時に使う前置詞は、状況によって様々ですが、なかでもoverを使うことが多いです。例文では、「over the matter」で「その件について」「その問題について」という意味で使われています。

そして、動詞は状態や状況を表すbe動詞がよく使われます。または状態や状況の継続を表す完了形のhave beenを使うことも多いです。

以上のことをまとめると、「A be at odds with B over~」のかたちで「Aは~についてBと合致しない」という意味で使われます。まとめると、むしろ分かりにくいという方は「at odds with~」で「~と調和(合致)しない」という意味だけでも覚えておくと役に立つと思います。

at-odds-with-意味-使い方-例文-画像2

The two political parties have been at odds with each other for a long time.
 
その2つの政党は長い間互いに対立してきました。

この例文のように、現在完了形のhave beenをat odds withと一緒に使うことで、過去から現在に至るまでずっと継続して対立している状態を表すことができます。

主語が「The two political parties(その2つの政党)」のように複数になった場合、at odds withの後に「each other(お互いに)」という言葉が付け加えられていることもポイントになります。この「each other(お互いに)」という言葉も、at odds withと相性の良い言葉なので合わせて覚えておきましょう。

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英単語を覚える時は、「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。1度覚えた英単語を忘れてしまった場合は、この3ステップを繰り返して、もう1度「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

たとえば、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を覚えたい場合は次の通りです。

1.「読む」
「recommend」の正しい発音を発音記号やGoogle翻訳の音声機能などを使って確認してから、声に出して「recommend」を読んでみる。

2.「書く」
「recommend」のスペルと意味を覚えるまで書く。

3.「話す」
具体的なシチュエーションを想定して、「recommend」を使った英文を作り、独り言でも良いので話してみる。

たとえば、友人の行きつけの飲食店に連れて行ってもらった時に、おすすすめのメニューを聞くというシチュエーションを想定して、「What do you recommend?(あなたのおすすめは何ですか?)」という英文を作って話してみる。

そして、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を名詞の「recommendation [rèkəməndéɪʃən](推奨)」に変えたら、どのような英文になるのかを考えてみる。答えは「What’s your recommendation?(あなたのおすすめは何ですか?)」になります。

これで、動詞の「recommend」と名詞の「recommendation」の2つの英単語が覚えられたと思います。

しかし、大抵は数日経てば忘れてしまうものです。そこで諦めないで、再び「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。忘れてしまった英単語を「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

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