今回は、英語で「除外する,省く」という意味になる「leave out(of)」の使い方を例文で解説していきます。
まずは、「leave out」の意味から確認していきましょう。
「leave out」の意味
「除外する,省く」
「leave out」は、動詞の「leave」と、それを修飾する副詞の「out」を組み合わせた句動詞です。この2つの単語の意味から確認していきましょう。
「leave」は、対象となるものに関与せずに、そのままの状態にして「去る,残す,離れる」という意味です。そして、「out」は「外に」という意味の副詞で、対象となるものが外側に出る意味合いがある言葉です。
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この2つの単語を組み合わせた「leave out」は、対象となるものに関与せずに、そのままの状態で外側に離しておくというニュアンスです。つまり、そのままの状態で「除外する・省く」という意味になるのです。
それでは、「leave out」の具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「leave out」の使い方
You can leave out the details.
細かいところは省いてもいいですよ。
この例文は、可能を表す助動詞の「can(できる)」が句動詞の「leave out(省く)」を助けて、「省くことができる」という意味で使われています。そして、省く対象として「the details(細かいところ,詳細)」という名詞が使われています。
また、「leave out」の類義語に、動詞の「omit(省く,省略する)」があるので合わせて覚えておきましょう。「You can omit the details.(細かいところは省いてもいいですよ。)」
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Don’t leave his name out of the list.
彼の名前をリストから外さないでください。
この例文では、省く対象となる目的語の「his name(彼の名前)」が「leave」と「out」の間の位置に使われています。「leave + 目的語 + out」この形は通例受け身で使うことが多いです。
それから、前置詞の「of」が使われていることにも注目してください。「リストから省く」なので前置詞に「from(~から)」を使いがちですが、「leave out」は「リストの外側に離れる」というイメージなので前置詞は「of(~の)」を使います。「leave out of」この形で覚えておきましょう。
因みに動詞の「omit」を使った場合は「Don’t omit his name from the list.」で前置詞は「from」を使います。
動詞の「leave」は、その他にもいろいろな意味で使われますが、どんな使い方をしても、この言葉がもっているコアイメージは共通しています。以前に「leave」の意味と使い方について書いた記事があるので、合わせてご覧ください。
今回は、leaveの多様な意味と使い方についてです。
leaveのように、初級者でも知っている簡単な動詞ほど、実はいろいろな使い方があります。
覚え方のポイントは、leaveがもつ共通のイメージを理解することです。1つ1つ例文で確認していきましょう…
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