今回は「latter」と「later」の意味と使い方の違いについて例文で解説していきます。
この2つの単語は、どちらも「late(遅い)」の比較級ですが、それぞれの使い方に違いがあります。
まずは、それぞれの意味から確認していきましょう。
「latter」と「later」の意味の違い
<late(遅い)の比較級の語形変化>
「順番が遅い」late – latter – last
「時間が遅い」late – later – latest
lateは「遅い」という意味の形容詞です。このlateは「順番が遅い」という意味の使い方と、「時間が遅い」という意味の使い方があります。
そして、lateは「順番が遅い」のか「時間が遅い」のかによって、比較級の語形変化に違いあるのです。
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最上級のlastは、順番が最も遅いという意味で、日本語でも「これでラストだね。」「これで最後だね。」と言うことがあるので、「順番が遅い」という意味のlate – latter – lastは理解しやすいのではないでしょうか。
それでは、「latter」と「later」の具体的な使い方について例文で確認していきましょう。
「latter」の使い方
It happened in the latter half of 1980.
それは1980年の後半に起こりました。
latterは、名詞を修飾する形容詞として「後半の」「後者の」という意味で使います。latterは、2つあるうちの、または2つに分けたもののうちの「後半の方」を示す言葉です。
この例文では、「the latter half of 1980」で1980年の後半という意味で使われています。1980年を前半と後半の半分に分けたうちの「後半の方」を示しています。
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I prefer the former plan to the latter.
私は前者の企画の方が後者よりも好みます。
「prefer A to B」は「BよりAの方が好みだ」という意味になります。
この例文のように「the latter」だけで「後者」という意味で使われることがあります。例文では「the latter plan(後者の企画)」のplanが省略されています。
「the latter(後者)」の対義語として「the former(前者)」も合わせて覚えておきましょう。
次では、「時間が遅い」ことを表す「later」の使い方について簡単な例文で確認していきましょう。latterは「順番が遅い」、laterは「時間が遅い」、これらの意味の違いに注目してください。
「later」の使い方
I’ll call you later.
後で電話するよ。
「時間が遅い」ことを表すlaterは、「もっと遅い」という形容詞の意味もありますが、「後で」という副詞の意味で使われることが多い。この例文では、副詞のlater(後で)が動詞のcall(電話する)を修飾して「後で電話する」という意味になっています。
「I’ll call you later.(後で電話するよ。)」は、日常生活でよく使われる定番フレーズですが、その他にも「See you later.(じゃあまたね。)」など、副詞のlaterを文末に使うことが多い。
I got up later than usual.
私はいつもよりも遅れて起きた。
この例文では、いつも起きる時間と比べて、もっと遅い時間に起きたという意味になります。もちろんですが、このように「比較級+than」という比較表現の基本のかたちでも使うことができます。
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