英語で「楽しい」や「面白い」という感情を表す言葉には様々な単語あり、どれを使って良いか混同しやすい。
今回は、英語で「楽しい」を表す「fun」と「enjoy」の使い方の違いと、英語で面白いを表す「funny」と「interesting」の違いについて例文で解説していきます。
英語で「楽しい」の違い
「fun」の意味と使い方
The festival was a lot of fun.
お祭りはとても楽しかった。
funは、「楽しい」と訳されることが多いですが、実は「楽しみ」という意味の名詞です。「楽しい」という意味の形容詞で使われることが全くないとは言いませんが、主に名詞で使います。
この例文でも、名詞としてfunが使われています。funは数えられない名詞(不可算名詞)なので、a lot ofで修飾いて、直訳すると「たくさんの楽しみがあった」と言っています。つまり、「とても楽しかった」という意味になります。
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「enjoy」の意味と使い方
Did you enjoy the festival yesterday?
昨日のお祭りは楽しかった?
enjoyは、「楽しむ」という意味の動詞です。この例文では、あなたは昨日のお祭りを楽しみましたか?と聞いています。
つまり、funとenjoyの違いは、名詞と動詞の違いということになります。例文のようにお祭りやパーティーなど、楽しいと感じる対象に使うことができます。
英語で「面白い」の違い
「funny」の意味と使い方
That is a funny joke, isn’t it?
それは面白い冗談だよね?
funnyは、「面白い」「可笑しい」という意味の形容詞です。例文では、冗談が面白いと言っていますが、お笑い芸人など何か笑える対象に使う言葉です。
funnyは、「こっけいな」「変な」という意味で可笑しいと感じる時にも使います。
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「interesting」の意味と使い方
This documentary film is interesting.
このドキュメンタリー映画は面白い。
interestingは「面白い」という意味の形容詞ですが、その他にも「興味深い」と訳されることがあります。
この例文では、興味をそそる対象がドキュメンタリー映画になっていますが、本や音楽でも、今まで知らなかったことを伝えたり、視聴者に考えさせるものがあったりする対象に使います。つまり、興味がそそられて面白いというニュアンスです。
まとめ
「楽しい」を表すと単語として「fun」と「enjoy」。「面白い」を表す単語として「funny」と「interesting」の違いを解説しましたが、たとえば、お祭りの場合はfun、本の場合はinterestingを使うなどと対象によって決まっているわけではありません。自分が興味深いお祭りだと思えばinterestingを使っても良いわけです。
ただし、funnyだけは、笑えるほど面白いという意味で、こっけいな対象に使う言葉なので、たとえば真面目なドキュメンタリー映画にfunnyを使うと違和感があります。
「名詞:fun」「動詞:enjoy」「形容詞:funny / interesting」など、品詞によって使い方の違いはありますが、結局は、自分が感じた感情によって使い分ける必要があります。たとえば、テレビ番組を見て楽しいと感じたらfunまたはenjoyを使い、笑えるほど面白いと感じたらfunnyを使い、興味がそそられほど面白いと感じたらinterestingを使えば良いのです。
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