「dedicate A to B」「dedicate oneself to」の意味と使い方を例文で解説!

今回は、動詞の「dedicate」の意味と使い方についてです。

この動詞は、「dedicate A to B」と「dedicate oneself to ~」のかたちでよく使われるので、これらの使い方を例文で解説していきます。

まずは、dedicateの意味から確認していきましょう。

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「dedicate」の意味

①「~を捧げる」dedicate A to B
②「~に専念する」dedicate oneself to ~

動詞のdedicateには、他にも意味がありますが、主に2つの意味がよく使われます。

1つ目は「~を捧げる」という意味で、「dedicate A to B(AをBに捧げる)」というかたちで使うことが多いです。

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2つ目は、「~に専念する」という意味で、「dedicate oneself to ~(~に専念する,~に打ち込む)」というかたちで使うことが多いです。

これらの表現はどちらも前置詞の「to」が使われていることが使い方のポイントです。toの前後には名詞または名詞相当語句(名詞と同じ働きをする語句)を置きます。ですから、どちらの表現も「dedicate 名詞 to 名詞」というかたちになるのです。

それでは、「dedicate A to B」と「dedicate oneself to ~」の具体的な使い方を例文で確認していきましょう。

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「dedicate A to B」の使い方

He dedicated his life to helping the poor.
 
彼は人生を貧しい人々を助けることに捧げました。

「dedicate A to B」は「AをBに捧げる」という意味になります。そしてAとBはどちらも名詞または名詞相当語句になることが使い方のポイントです。

例文では、「his life(彼の人生)」と「helping the poor(貧しい人々を助けること)」名詞と同じような働きをする語句になっています。help(助ける)のように動作を表す場合は動名詞のhelpingに変えて使うことができます。

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I will dedicate this song to her.
 
私はこの歌を彼女に捧げます。

この例文も名詞のthis songと代名詞のherが「to」の前後に使われています。この場合も「dedicate 名詞 to 名詞」のかたちになることがポイントです。

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「dedicate oneself to ~」の使い方

He dedicated himself to research.
 
彼は研究に専念した。

「dedicate oneself to ~」は、「~に専念する」という意味になります。oneselfとは、myself(私自身)、yourself(あなた自身)、himself(彼自身)などの代名詞のことを言います。

実は、「dedicate oneself to ~」と「dedicate A to B」は、「dedicate 名詞 to 名詞」のかたちで考えるとほとんど同じ使い方になります。

この例文を「dedicate A to B(AをBに捧げる)」の訳し方に置き換えてみても、「彼は彼自身を研究に捧げた。」という意味にあり、「彼は研究に専念した。」という内容とほとんど同じです。

ですから、やはり使い方のポイントは、前置詞「to」の前後の語句が名詞または名詞相当語句になるということです。「dedicate 名詞 to 名詞」のかたちになることに注意しましょう。

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