「worry about~」と「be worried about~」は、どちらも「心配する」という意味で使われる表現ですが、それぞれのがもつニュアンスに違いがあります。
それぞれの使い方の違いのポイントとなるのは、一般動詞の現在形が「習慣」を表すということです。
今回の記事では、「worry about~」と「be worried about~」の違いについて例文で解説していきます。
「worry about~」と「be worried about~」の意味の違い
「worry about~」・・・常に心配している「習慣」を表す。
「be worried about~」・・・心配している「状態」を表す。
簡潔に言うと、以上の内容が「worry about~」と「be worried about~」の意味の違いになります。
「worry about~」で使われている「worry」は、「心配する」という意味の一般動詞です。英語では、一般動詞の現在形を使って「習慣的に」何かが続いていることを表すことがあります。
ですから、「worry about~」は、何かについて常に心配している時に使うことができるのです。たとえば、親が自分の子供を常に心配しているという場合に「worry about~」を使うことができます。
Sponsored Links
「be worried about~」は、be動詞が使われています。be動詞は何らかの「状態」を表す言葉です。
「be worried about~」に使われている「worried」は「心配して」という意味の形容詞なので、「be worried about~」は、心配しているという状態を表しています。
使用するbe動詞が「is」や「am」などの現在形であれば、今心配している状態にあることを表し、使用するbe動詞が「was」や「were」などの過去形であれば、過去に心配していた状態があったということになります。
たとえば、友人が風邪をひいているので心配だという場合に「be worried about~」を使うことができます。
それでは、「worry about~」と「be worried about~」の使い方の違いを簡単な例文で確認していきましょう。
「worry about~」と「be worried about~」の使い方の違い
I worry about my daughter.
私は私の娘を心配しています。
この例文で使われている一般動詞の「worry(心配する)」は、現在形です。一般動詞の現在形は、常にやっている「習慣」を表すことができます。
例文の「I(私)」は、「my daughter(私の娘)」の親になります。つまり、親がを自分の娘を常に心配しているという意味になります。
親は自分の子供を常に心配しているものです。我が子の健康のことだったり、将来のことだったり、特別なことがなくても「元気でやっているかしら」と心配するものです。
このように、常に心配している場合は、一般動詞の現在形の「worry」を使って表すことができます。
Sponsored Links
一般動詞の現在形は、単に「動作」を表すこともできますが、「習慣的」に何かを行っている時に使うことがあります。
たとえば、「I play the piano.」と言うと、「play(弾く)」が現在形なので、習慣的にピアノを弾いていますという意味にもなります。「every day(毎日)」を加えて「I play the piano every day.(私は毎日ピアノを弾きます。)」と言ったとしても、習慣を表す時は一般動詞の「play」が現在形になるのです。
I‘m worried about your cold.
私はあなたの風邪が心配です。
「be worried about~」も、「~について心配する」という意味で使われますが、「worry about~」とは使い方に違いがあります。
worriedは「心配して」という意味の形容詞です。be動詞を使った「be worried about~」は心配しているという「状態」を表しています。
この例文では、私は「your cold(あなたの風邪)」について心配だと言っています。使われているbe動詞が「am」で現在形なので、今心配している状態にあるという意味になります。
PR:【30日間全額返金】ライザップがTOEICにコミット!ライザップイングリッシュ
Sponsored Links
おすすめの記事
some/somethingとany/anythingの違いと使い分け!意味と使い方を例文で解説!