今回は「a member of~」の意味と使い方について例文で解説していきます。
「a member of~」には、いくつか似たような言葉があり、それぞれを言い換えることができます。それぞれの言い換え方や微妙なニュアンスの違いなども合わせて確認していきましょう。
「a member of~」の意味
「~の一員」「部員」「メンバー」
「a member of~」は、「~の一員」という意味になります。たとえば、所属する部活の一員です。○○部の部員です。○○部のメンバーです。このように言いたい時に「a member of~」を使うことができます。
a member ofの後ろには、所属している部活や組織、グループなどを表す名詞がくるのが使い方の基本です。それでは、具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
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「a member of~」の使い方
I’m a member of the basketball club.
私はバスケットボール部の部員です。
この例文では、a member ofの後に所属している部活を表す名詞の「the basketball club(バスケットボール部)」を置いて、バスケットボール部の一員だということを言っています。
「主語 be動詞 + a member of + 名詞」これが使い方の基本の形です。「主語」「be動詞」「名詞」の部分を変えることで「~の一員」という意味で様々なことが言えます。
<例文>
He is a member of the baseball club.
(彼は野球部の部員です。)
She was a member of the tennis club.
(彼女はテニス部の部員でした。)
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「a member of~」の言い換え
例文①:I’m a member of the shogi club.
私は将棋部に部員です。
例文②:I belong to the shogi club.
私は将棋部に所属しています。
例文③:I’m a part of the shogi club.
私は将棋部の一員です。
例文④:I’m in the shogi club.
私は将棋部に所属しています。
「a member of~」の言い換えは、いろいろな言い方がありますが、結論から言うと、中学・高校の英語学習では、例文①の「a member of~(~の一員)」と、例文②「belong to~(~に属する)」だけ覚えておけば十分です。学習に余裕のある方や大人の学習者は例文③と例文④の表現も覚えておきましょう。
「a member of~」と「belong to~」の違い
例文①と例文②は、将棋部に所属しているという意味ではほとんど同じ内容になりますが、例文①の「a member of~」では、将棋部の部員の1人ですと言っているのに対して、例文②の「belong to~」は「~に属する」という意味で、将棋部の部員や顧問の先生など広い意味で使われる言葉です。さらには「This shogi piece belongs to the shogi club.(この将棋の駒は将棋部に属します。)」このように将棋の駒などの備品が属すると言いたい時にも使える言葉です。
「a member of~」「a part of~」「in~」の違い
「a member of~(~の一員)」は「人(組織やクループ)」に使う言葉です。「a part of~(~の一部)」は「人(組織やクループ)」でも「物・事」でも使うことができます。例文③の「a part of~」では、私は将棋部という組織の一部ですというニュアンスになります。「That one leaf is part of that tree.(その1枚の葉はその木の一部です。)」このように「物・事」に対しても使うことができます。
そして、例文④の「be in~」は、何かに所属していることを表す時に使う、カジュアルな表現です。口語表現で使うくだけた言い方になります。例文で「a member of~」の言い換えをいくつか紹介しましたが、このようにそれぞれの言葉が持つニュアンスは微妙に違います。
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