allow/permit/forgiveの違いと使い分け!英語で「許す」の使い方を例文で解説!

「allow」「permit」「forgive」は、どれも「許す」という意味で使われる言葉ですが、それぞれがもつニュアンスに違いがあります。

「allow」と「permit」の使い方はとても似ているので、両方とも使えるケースがありますが、「forgive」は使い方に違いがあるので、使い分ける必要があります。

まずは、「forgive」の意味と使い方について例文で確認していきましょう。

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「forgive」の意味と使い方

Will you forgive me for what I said?
 
あなたは私が言ったことを許してくれますか?

「forgive 人 for~」で、「人の~を許す」という意味になります。この場合の「許す」は相手の謝罪やお詫びなどを受け入れるという意味合いになります。

この例文で使われているforgiveは、私が間違って言ってしまったことに対しての、謝罪やお詫びの気持ちを受け入れてくださいという使い方になります。

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「allow」の意味と使い方

My sister didn’t allow me to enter her room.

妹は私が彼女の部屋に入ることを許さなかった。

「allow 人 to do」で、「人が~するのを許す」という意味になります。この場合の「許す」は、人が何かをやることを許可する、または何かをすることを可能にさせるという意味合いになります。

この例文のallowは、私が妹の部屋に入ることを許可しなかったという意味になります。

ですから、forgiveとallowの使い方は大きく違います。相手の謝罪を受け入れて許すforgiveと、相手の行為を許可するallowで使い分ける必要があるのです。

allow-permit-forgive-違い-使い分け-英語-許す-使い方-例文-画像1

「permit」の意味と使い方

「permit 人 to do」で、「人が~するのを許す」という意味になります。人が何かをやることを許可するという意味になり、allowと似たような使い方をします。

permitとallowは、どちらとも使えるケースが多いのですが、どちらかと言うとpermitの方がフォーマルな使い方になります。

permitは、正式に何かを許可するという意味で使われることが多く、たとえば、a driver’s permit(運転免許証)a parking permit(駐車許可証)のように使われます。

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Photography is not allowed inside the museum.
 
美術館内での写真撮影は許可されていません。

Photography is not permitted inside the museum.
 
美術館内での写真撮影は許可されていません。

この2つの例文のように、permitとallowの両方が使えるケースがよくあります。ただし、allowよりpermitの方がフォーマルな表現で、何かを正式に許可しますというニュアンスがあるので、日常会話ではallowの方が使う頻度は高いと思います。permitはニュースなどで聞くことが多いです。

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今回の記事の内容はまとめると、forgiveは「相手の謝罪を受け入れて許す」、allowとpermitは「相手の行為を許可する」という意味の違いがあります。そして、allowとpermitは両方使える場面もありますが、allowよりもpermitの方がフォーマルな表現という違いがあります。

これらのことを踏まえた上で、「forgive」「allow」「permit」の使い分けをしてみると良いでしょう。

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