neitherは、eitherの最初に”no”または”non”「無い」という意味のnをつけた単語です。
つまり、この2つは対になる言葉なので、まずはeitherとneitherの意味の違いと使い分けを覚えてから、その他のnot eitherやbothなどの使い方を学習していくと分かりやすいと思います。
「either」の意味と使い方
Either of the two sisters is married.
姉妹のどちらかが結婚しています。
eitherは、「(2つのうち)どちらか~だ」という意味で使われます。
この例文は、2人の姉妹のうち、どちらか1人が結婚しているという意味になります。
ここで注目したいのが、sistersでありながら、be動詞が単数形のisになっていることです。Either ofがつくと、Either of the two sistersの全体で単数になるので、be動詞にはisを使います。
2人の姉妹のうちどちらか「1人」なので、単数扱いになります。
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ただし、日常会話などでカジュアルな場面では、Either of the two sisters are married.のようにbe動詞を複数形にして話すことがあります。
文章に書く時などのフォーマルな場面では、Either of the two sisters is married.のようにbe動詞が単数形になるのが一般的です。
カジュアルな表現とフォーマルな表現で違いがありますが、まずは基本となる単数形のisを使った表現を覚えておきましょう。
「neither」の意味と使い方
Neither of the two sisters is married.
姉妹のどちらも結婚していない。
neitherは、「(2つのうち)どちらも~ない」という意味で使われるので、どちらか一方だけを示すeitherとの使い分けに気を付けましょう。
この例文では、2人の姉妹のうち、どちらも結婚していない、独身であるという意味になります。
この場合も、Neither of the two sistersの全体で単数扱いになるので、be動詞は単数形のisになります。
結婚している人はいないわけですから、単数扱いになります。
ただし、カジュアルな場面では、Neither of the two sisters are married.と言うこともありますが、基本のかたちは単数形のisを使って、Neither of the two sisters is married.になります。
eitherとneitherは、eitherが2つのうちどちらか1つだけ○、neitherが2つのうち2つとも×、という違いがあります。
たとえば、「A」と「B」の2つがある場合
either ⇒ 「A○ B×」または「A× B○」
neither ⇒ 「A× B×」
このような違いがあるので、使い分けに気を付けましょう。
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「not either」の意味と使い方
I don’t like either of them.
私はどちらも好きではない。
eitherの否定文にすると、neitherと同じような「(2つのうち)どちらも~ない」という意味になります。
例文のように否定文でeitherを使うと、私は2つあるうちのどちらも好きではないという使い方になります。
分かりやすく「A」と「B」の2つがある場合で説明すると
not either ⇒ 「A× B×」
「both」の意味と使い方
Both of the two sisters are married.
姉妹の両方とも結婚しています。
bothは、「(2つのうち)両方とも~だ」という意味で使われます。
この例文は、2人の姉妹のうち、両方とも結婚しているという意味になります。
Both of the two sistersで、「両方とも」と言っているので複数扱いになります。したがってbe動詞も複数形のareが使われています。
このように「either(単数)」「neither(単数)」「both(複数)」を使った表現は、単数扱いなのか複数扱いなのかという違いがあるので、使い分ける時には注意が必要です。
分かりやすく「A」と「B」の2つがある場合で説明すると
both ⇒ 「A○ B○」
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