borrow/lend/rentの違いと使い分け!「借りる・貸す」を意味する動詞の使い方を例文で解説!

物の貸し借りを表す動詞に「borrow」「lend」「rent」などがあります。

borrowの意味は「借りる」。lendの意味は「貸す」。そして、rentの意味は「借りる・貸す」の両方で使えます。

これらは、状況に応じて使い分ける必要があるので、それぞれの違いをしっかり理解しておきましょう。

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borrowの意味と使い方

I borrowed a car from my friend.
 
私は友人から車を借りた。

borrowは「借りる」という意味の動詞です。

borrow(現在形)borrowed(過去形)borrowed(過去分詞)

borrowは、レンタル料金などのお金が発生しない、無料で借りる場合に使います。

例文では、車を借りた相手が友人なので、無料で借りるborrowを使います。

borrowを使った文は、borrowed + 物 + from 人「人から物を借りる」という形になるのが基本の使い方です。

少しややこしいですが、友人からお金を借りる場合はどうでしょうか?

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I borrowed some money from my friend.
 
私は友人からお金を借りた。

お金を借りたとしても、友人からお金が移動するだけで、借りるための料金が発生していないので無料で借りるborrowを使います。

この例文も、borrowed + 物 + from 人「人から物を借りる」という形になります。

borrowの他に「借りる」という意味の動詞は、rentという動詞があります。

borrowとrentの違いは、「borrow(無料)」「rent(有料)」と覚えておくと使い分けしやすい。

rentの使い方は、記事の後半で解説しているので合わせてご覧ください。

borrow-lend-rent-違い-使い分け-借りる-貸す-意味-動詞-使い方-例文-画像1

会話ではborrowの代わりにuseを使うことがある

Can I use your pen?
 
ペンを借りてもいいですか?

使うことを前提で物を借りる場合、会話ではborrowではなくuseを使うことが多い。

もちろん、Can I borrow your pen?(ペンを貸してもいいですか?)だから、ペンを借りただけで使ってはダメと言う人はいないと思いますが、借りた後に使うが前提の場合はuseの方が相手に伝わりやすい。

たとえば、電話を借りる時も使うことが前提なので、Can I use your phone?(電話を貸してもいいですか?)useを使った方がより自然な会話になると思います。

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lendの意味と使い方

My friend lent me a car.
 
私の友人が車を貸してくれた。

lendは「貸す」という意味の動詞です。

lend(現在形)lent(過去形)lent(過去分詞)

lendは、レンタル料金などが発生しない、無料で貸す時に使う単語です。

例文では、友人が車を貸してくれたので、お金を払わずに貸してくれたという内容になります。

lendを使った文は、lend + 人 + 物「人に物を貸す」という形になるのが基本の使い方です。

lendの他にも「貸す」という意味の動詞はrentがあります。

rentは「貸す・借りる」の両方の意味がある動詞です。

lendとrentの違いは「lend(無料)」「rent(有料)」と覚えておくと使い分けしやすい。

rentの意味と使い方

We rented an apartment in Osaka.
 
私たちは大阪でアパートを借りた。

He rented us the room.
 
彼は私たちに部屋を貸してくれた。

rentは「貸す・借りる」の両方の意味がある単語です。

rent(現在形)rented(過去形)rented(過去分詞)

rentは、有料で貸し借りする時に使う動詞なので、「borrow(無料で借りる)」や「lend(無料で貸す)」との使い分けに注意してください。

例文では、アパートの貸し借りには家賃が発生するので、「rent(有料の貸し借り)」を使っています。

borrow-lend-rent-違い-使い分け-借りる-貸す-意味-動詞-使い方-例文-画像2

他にも、レンタルDVDやレンタカーなどの貸し借りには料金が発生するのでrentを使います。

I rented a DVD from the rental shop.
(私はそのレンタルショップからDVDを借りた。)

Where can I rent a car?
(どこでレンタカーを借りられますか?)

I rented a car in Arizona.
(私はアリゾナでレンタカーを借りた。)

レンタカーを英語にするとrental carと表すことがあります。その他にもrent-a-car(アメリカ英語)やhire car(イギリス英語)などと表すことがあります。

get a rental carで「レンタカーを借りる」という意味で使うことがあります。

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英単語は「思い出す」ことで覚えていく

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英単語を覚える時は、「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。1度覚えた英単語を忘れてしまった場合は、この3ステップを繰り返して、もう1度「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

たとえば、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を覚えたい場合は次の通りです。

1.「読む」
「recommend」の正しい発音を発音記号やGoogle翻訳の音声機能などを使って確認してから、声に出して「recommend」を読んでみる。

2.「書く」
「recommend」のスペルと意味を覚えるまで書く。

3.「話す」
具体的なシチュエーションを想定して、「recommend」を使った英文を作り、独り言でも良いので話してみる。

たとえば、友人の行きつけの飲食店に連れて行ってもらった時に、おすすすめのメニューを聞くというシチュエーションを想定して、「What do you recommend?(あなたのおすすめは何ですか?)」という英文を作って話してみる。

そして、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を名詞の「recommendation [rèkəməndéɪʃən](推奨)」に変えたら、どのような英文になるのかを考えてみる。答えは「What’s your recommendation?(あなたのおすすめは何ですか?)」になります。

これで、動詞の「recommend」と名詞の「recommendation」の2つの英単語が覚えられたと思います。

しかし、大抵は数日経てば忘れてしまうものです。そこで諦めないで、再び「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。忘れてしまった英単語を「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

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