lieとlayの違いと意味!覚え方を例文で解説!

「~が横になる」という意味のlieと、「~を横にする」という意味のlay、これらは自動詞と他動詞という違いがあります。

つまり、自動詞と他動詞の違いを理解することで、覚え方が簡単になるのです。

今回の記事では、lie(自動詞)とlay(他動詞)の違いについて例文で解説していきます。

同じように区別しにくい、rise(自動詞)とraise(他動詞)の違いについても合わせて覚えておきましょう。

Sponsored Links

「lie」と「lay」の違い

lie(自動詞)「~が横になる」
lay(他動詞)「~を横にする」

この2つの動詞は自動詞と他動詞という違いがあります。

まず、自動詞と他動詞の違いについて簡単に説明すると、自動詞は「主語+動詞」だけで文章が成り立ち、目的語を必要としないのが特徴です。「彼女が横になる」

Sponsored Links

一方、他動詞は目的語が必要で「主語+動詞+目的語」という文章の構成になります。「彼女が彼女自身の体を横にする」

lie(自動詞)とlay(他動詞)の使い方を区別するには、文章に目的語があるかどうかを見極めることが覚え方のポイントになります。

このようなことを踏まえたうえで、次は例文を使って「lie」と「lay」の違いを解説していきます。

lie-lay-違い-意味-覚え方-例文-画像1

lie(自動詞)の意味と使い方

She will lie down on the sofa.
 
彼女はこれからソファに横になる。

lieは「~が横になる」という意味の自動詞です。

lieだけでも横になるという意味になるのですが、後ろにdownをつけてlie downと言うことで「倒れ込む」というイメージを強調しています。

例文では、「~を」という意味になる目的語が存在しないので、lieが自動詞であることが分かります。

自動詞は目的語を必要としないので、lie downとon the sofaの間に目的語が入りません。

lay(他動詞)の意味と使い方

She will lay herself on the sofa.
 
彼女はこれからソファに横になる。

layは「~を横にする」という意味の他動詞です。

lay herselfは、「彼女自身の体を横にする」というイメージです。

つまりherselfは、「彼女自身の体を」という目的語になるので、「主語+動詞+目的語」という目的語がある場合は他動詞を使うので、動詞は「~を横にする」という意味のlayを使います。

Sponsored Links

覚え方のポイント

lie(自動詞)とlay(他動詞)は、よく似ているので、区別するのが難しいですが、覚え方のポイントは目的語があるかどうかで区別すると分かりやすい。

「~を」という目的語がない場合は、自動詞のlieを使う。
「~を」という目的語がある場合は、他動詞のlayを使う。

ただし、厄介なことに、lieの過去形がlayなのです。

【自動詞】 lie(現在形) – lay(過去形) – lain(過去分詞)
【他動詞】 lay(現在形) – laid(過去形) – laid(過去分詞)

She lay down on the sofa.
 
彼女はソファに横になった。

例文で使われているlayは、文章に目的語がないので、自動詞lieの過去形のlayということが分かります。

lie(自動詞)とlay(他動詞)の違いは、過去形になった時に同じスペルの単語になるということで、さらに分かりにくくしているようですが、実は覚え方の基本は同じで「目的があるかどうか」で判断できます。

「rise」と「raise」の違い

「rise」と「raise」も、自動詞と他動詞という違いがあります。

riseは「~が上がる」という意味の自動詞です。
【自動詞】 rise(現在形) – rose(過去形) – risen(過去分詞)

raiseは「~を上げる」という意味の他動詞です。
【他動詞】 raise – raised(過去形) – raised(過去分詞)

lie-lay-違い-意味-覚え方-例文-画像2

lie(自動詞)とlay(他動詞)のように過去形が同じスペルになるということがないので、比較的、覚えやすいのではないでしょうか。

rise(自動詞)とraise(他動詞)の違いを見極める方法は、自動詞と他動詞の違いを区別することでもあるので、文章に目的語があるかどうかで判断できます。

次の簡単な例文でそれぞれの違いを確認していきましょう。

 

The sun rises.
 
日が昇る。

目的語がないので、自動詞のriseを使います。

 

He raises his hand.
 
彼が手を上げる。

his hand「彼の手を」という目的語があるので、他動詞のraiseを使います。

「rise」と「raise」の覚え方も、「lie」と「lay」の違いと同じように、目的語があるかどうかで使い分けできます。

PR:【30日間全額返金】ライザップがTOEICにコミット!ライザップイングリッシュ

Sponsored Links

おすすめの記事

at/in/onの意味と使い方!前置詞の使い分けについて紹介!

look+形容詞の意味は「~に見える」使い方を例文で解説!

used toとbe used toの使い分け!意味と使い方を例文で解説!

toとforの使い分けは動詞に違いがある!前置詞の使い方を例文で解説!

take care ofの意味と使い方!別れ際の挨拶やlook afterとの違いを例文で解説!

間違いやすい高校英語高校英語

英単語は「思い出す」ことで覚えていく

created by Rinker
旺文社
¥1,210 (2024/10/14 13:03:13時点 Amazon調べ-詳細)
PR

英単語を覚える時は、「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。1度覚えた英単語を忘れてしまった場合は、この3ステップを繰り返して、もう1度「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

たとえば、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を覚えたい場合は次の通りです。

1.「読む」
「recommend」の正しい発音を発音記号やGoogle翻訳の音声機能などを使って確認してから、声に出して「recommend」を読んでみる。

2.「書く」
「recommend」のスペルと意味を覚えるまで書く。

3.「話す」
具体的なシチュエーションを想定して、「recommend」を使った英文を作り、独り言でも良いので話してみる。

たとえば、友人の行きつけの飲食店に連れて行ってもらった時に、おすすすめのメニューを聞くというシチュエーションを想定して、「What do you recommend?(あなたのおすすめは何ですか?)」という英文を作って話してみる。

そして、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を名詞の「recommendation [rèkəməndéɪʃən](推奨)」に変えたら、どのような英文になるのかを考えてみる。答えは「What’s your recommendation?(あなたのおすすめは何ですか?)」になります。

これで、動詞の「recommend」と名詞の「recommendation」の2つの英単語が覚えられたと思います。

しかし、大抵は数日経てば忘れてしまうものです。そこで諦めないで、再び「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。忘れてしまった英単語を「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

大人におすすめの英単語帳

created by Rinker
アイシーピー
¥1,320 (2024/10/14 12:51:10時点 Amazon調べ-詳細)
PR

アメリカの大学教授3名を含む15名のネイティヴが作った「暗記する価値のある英文」で、現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語が学べる。まずは標準レベルの英語力を身に付けたいという方におすすめ。

TOEIC(L&R)対策におすすめの英単語帳

created by Rinker
朝日新聞出版
¥979 (2024/10/15 00:20:32時点 Amazon調べ-詳細)
PR
created by Rinker
朝日新聞出版
¥979 (2024/10/14 10:57:51時点 Amazon調べ-詳細)
PR

「金のフレーズ」はTOEICが600点以上の方におすすめ。まだ自信がない方は、基礎固め編の「銀のフレーズ」から始めてみましょう。

高校生におすすめの英単語帳

created by Rinker
旺文社
¥1,210 (2024/10/14 13:03:13時点 Amazon調べ-詳細)
PR

大学入試に出題される可能性が高い順に英単語が載っている英単語帳。

中学生におすすめの英単語帳


高校入試に出題される可能性が高い順に英単語が載っている英単語帳。

【PR】TOEICを何となく受ける前に…


大学受験はしっかり傾向と対策を立てて勉強するのに、なぜかTOEICは何の対策も立てずに何となく受けてしまう人が多いように思えます。

「TOEIC L&R」は、リスニングテストとリーディングテストを合わせて、120分で200問も解かなくてはいけない難問です。何の準備もせずにテストを受ければ、全問回答する前にテスト時間が終わってしまうことも有り得ます。

「TOEIC L&R」は、英語を聞くテストと英文を読むテストだけなので、英語を話すことは問われません。ですから、出題の傾向を知っていれば対策できるはずです。特にリーディングテストは、自分のペースで回答できるので、事前に出題形式を知っていれば、ペース配分を組み立てやすいです。

本気でTOEICのスコアアップを目指したいという方には、大手企業のリクルート社が提供する「スタディサプリENGLISH パーソナルコーチプラン」をお勧めします。

パーソナルコーチプランでは、いつ、何をやれば良いかを明確にした一人ひとりの学習プランを作成し、それを精鋭講師がチャットや音声通話でサポートしてくれます。気になる方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

【PR】あなたに合ったコースを選択

【PR】英会話スクールで直接レッスンを受けたい!


「オンライン英会話もいいけど、スクールに通って直接レッスンを受けたい!」という方には、大手英会話スクール「駅前留学のNOVA」をお勧めします。

オンライン会話や英会話アプリなどは、学習する場所と時間を問わないのでとても便利ですが、その反面、自発的な学習意欲がなければ続かないこともあります。英会話スクールに通う事を生活の一部にしてしまえば、通う事自体がひとつの楽しみになり、生活もより充実したものになることでしょう。

NOVAの全ての講師は、教える言語を母国語とするネイティヴスピーカーなので、クオリティー面は信頼できます。レッスンは最大4人までの少人数制なので、本物の使える英語が会話で身につきます。駅の近くにお住まいの方や、普段から通勤・通学で電車をご利用の方などは、「駅前留学のNOVA」を活用してみてはいかがでしょうか。

3歳からのこども英会話 NOVAバイリンガルKIDS」も開講中!

Sponsored Links
\ よろしければシェアお願いします /