「Let’s」は「Let us」の短縮形です。日常会話でごく自然に使われる表現ですが、この二つには微妙なニュアンスの違いがあります。今回はその意味と使い方について詳しく解説します。
「Let’s」と「Let us」の意味の違い

まず、それぞれの意味を確認しておきましょう。
「Let’s」は「〜しよう」という意味を持ち、話し手が聞き手に対して何かを提案・勧誘するときに使います。日本語の「〜しようよ」「〜しましょう」に近いニュアンスです。
「Let us」は文脈によって意味が異なります。提案・勧誘の意味で使われる場合は「Let’s」と同じく「〜しましょう」という意味になります。一方、許可を求める場面では「私たちに〜させてください」という意味になります。この許可を求める用法は「Let’s」にはない、「Let us」独自の意味なので、明らかに違います。
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「Let’s」の特徴と使い方
「Let’s」は、相手を含む「私たち」に対して何かを提案・勧誘するときに使います。カジュアルな響きがあり、日常会話に最も適した表現です。
Let’s go to the park!
公園に行こう!
Let’s have lunch together.
一緒にランチにしよう。
このように、「Let’s」は話し手と聞き手が一緒に行動することを促す、親しみやすい表現です。友人同士や家族間の会話でよく登場します。また、「Let’s」の否定形は「Let’s not」となります。
Let’s not argue about this.(このことで言い争うのはやめよう。)
この否定形も日常会話でよく使われる表現です。ぜひ覚えておきましょう。
さらに、ビジネスの場でも「Let’s」は頻繁に使われます。たとえば会議を始める際には、以下のような表現がより自然でこなれた印象を与えます。
Let’s get started.(始めましょう。)
Let’s dive in.(本題に入りましょう。)
「Let’s get started.」は特に汎用性が高く、日常会話ではもちろん、ビジネスシーンでも定番のフレーズとして広く使われています。
「Let us」の特徴と使い方
一方、「Let us」は日常会話ではほとんど使われません。実生活における「Let us」の用法は、大きく「許可を求める場合」と「非常にフォーマルな宣言」の二つに分けられます。
許可を求める場合
「Let us」の最も頻出の用法が、「私たちに〜させてください」という許可を求める表現です。この意味では「Let’s」に置き換えることができません。
Please let us know your decision by Friday.
金曜日までにご決定をお知らせください。
Please let us go home early today.
今日は早く帰らせてください。
特に「Let us know(知らせてください)」は、ビジネスメールやカスタマーサポートの場面で非常によく使われる定番フレーズです。
フォーマルな宣言
大勢の前で格式高いイベントを始める際など、非常にフォーマルな場面でも「Let us」が登場することがあります。やや古風で厳かな響きがあり、式典の司会者などが使うことがあります。
Let us begin the ceremony.(式典を始めましょう。)
また、学術論文や講義などで前提条件を提示する際にも使われます。
Let us assume that…(〜だと仮定しましょう。)
書き言葉での使用
口頭では「Let’s」を使う場面でも、フォーマルな報告書や公式な案内文などでは、あえて短縮せずに「Let us」と書くことがあります。このように書き方の違いもあります。
Let us examine the results.(結果を検討しましょう。)
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「Let’s」と「Let us」の使い分けのポイント
「Let’s」と「Let us」を使い分ける際には、以下の点を意識すると良いでしょう。
まず、場面の格式を考えましょう。友人や同僚との日常的なやり取りでは「Let’s」を使うのが自然です。フォーマルな文書や公式な場での宣言には「Let us」がより適切です。
次に、意図するニュアンスを確認しましょう。単純に相手を誘いたいときは「Let’s」で問題ありません。しかし、「私たちに〜させてほしい」と許可を求めたい場合は、必ず「Let us」を使う必要があります。この二つは意味が大きく異なるため、混同しないよう注意が必要です。
最後に、よく使われる定番表現を覚えておくことも大切です。特に「Please let us know…」はビジネスシーンで非常に役立つフレーズです。まずはこの表現から使い始めるのがおすすめです。
まとめ:「Let’s」と「Let us」の違い
「Let’s」は「Let us」の短縮形として生まれた表現ですが、現代英語では両者の意味と使われ方に明確な違いが生じています。
「Let’s」は「〜しよう」という提案・勧誘の意味で日常的に広く使われるのに対し、「Let us」は「私たちに〜させてください」という許可を求める意味や、フォーマルな宣言の場面で使われます。
それぞれの意味と使い方をしっかり理解して、より自然で正確な英語表現を身につけていきましょう!
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