今回は英語で「覚えておく」という意味になる「keep in mind」という熟語について解説していきます。
この表現は、「keep 目的語 in mind」「keep in mind that 文章」「keep in mind to不定詞」など様々な使い方をします。これらの使い方についても例文で解説していきます。
「keep in mind」の意味
「~を覚えておく」「~を心に留める」
「keep in mind」の「keep」は「保つ」という意味の動詞です。「in」は「~の中に」という意味の前置詞です。
そして、「mind」は「思考,精神,記憶」という意味の名詞になります。日本語でマインドと言うと心を示すイメージが強いですが、英語の「mind」は知性との結び付きが強く、心臓よりも脳を示すイメージが強いです。ですから「in mind」は頭の中の記憶という意味合いが強いです。
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つまり、「keep in mind」は、頭の中で記憶している状態を保つというニュアンスで、「~を覚えておく」という意味になります。知性と結び付いた精神というニュアンスで「~を心に留める」「~を心掛ける」という意味でも使います。
それでは、「keep in mind」の具体的な使い方を例文で解説していきます。
「keep in mind」の使い方
「keep in mind」は、間に目的語を置く「keep ~ in mind」という使い方と、後ろに文章を置く「keep in mind that SV」という使い方をすることが多いです。ここでは、それに加えて、不定詞を使った「keep in mind to do」という表現も解説していきます。
「keep ~ in mind」
I’ll keep that in mind.
それを覚えておくよ。
この例文は、「keep」と「in mind」の間に目的語の「that(それ)」を置いています。何を覚えておくのかという目的となるものが「that」のように短い言葉で済む場合は、「keep」と「in mind」の間に置くことがあります。
「I’ll keep that in mind.(それを覚えておくよ。)」は会話でよく使う定番フレーズなので、そのままフレーズごと覚えておくと役に立つと思います。
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「keep in mind that SV」
Keep in mind that you are no longer young.
あなたはもう若くないということを覚えておいてください。
この例文のように、何を覚えておくのかという目的を表す内容を、主語(S)+動詞(V)の文章にしたい場合は、「keep in mind that SV」このような形になります。例文ではthat節以降に「you are no longer young(あなたはもう若くない)」という文章を続けて、覚えておく詳しい内容を説明しています。
「keep in mind to do」
I keep in mind to notice that.
私はそれに気付くことを心掛けています。
この例文は「keep in mind」の後ろに不定詞が使われています。不定詞は「to + 動詞の原形」になるのが決まりです。例文では動詞の原形の「notice」を使って「to notice(気付くこと)」と表しています。
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