今回は、副詞の「altogether」の意味と使い方を例文で解説していきます。
「altogether」とよく似た言葉で「all together」がありますが、それぞれの意味は全く違います。
まずは、副詞のaltogetherの意味から確認していきましょう。
「altogether」の意味
①完全に,全く
②全部で,合計で
③全体的に見れば
以上の内容が、副詞としてのaltogetherの意味になります。副詞は、主に動詞または形容詞を修飾する働きがあるので、altogetherは、「完全に~だ」や「全部で~だ」など、強調したい時に使う言葉です。
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altogetherは「all」と「together」を合わせてできた言葉ですが、「altogether」と「all together」では、意味が全く違います。
all togetherは、「みんな一緒に」という意味になります。「Let’s go all together!(みんな一緒に行こう!)」このようにallでtogetherを強調して使います。ですから、allを除いて「Let’s go together!(一緒に行こう!)」でも意味は通じます。
altogetherは「完全に,全部で」という意味の言葉で、all togetherは「みんな一緒に」という意味の言葉で、それぞれの意味に違いがあるのです。
それでは、「altogether」の具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「altogether」の使い方
①完全に,全く
The baby stopped crying altogether.
赤ちゃんはすっかり泣き止みました。
この例文は、ご機嫌ななめな赤ちゃんが泣き続けた後に「完全に」に泣き止んだという内容になっています。完全に泣き止んだという状態を、自然な和訳になるように「すっかり」泣き止んだと訳しています。
この例文では、altogetherを文末に置いていますが、文頭や文中での使い方もあります。
It was not altogether her fault.
それは完全に彼女の責任というわけではない。
この例文のように否定文になった場合は、not altogetherで「完全に~ない」という意味になります。
彼女に責任があると考えられていますが、完全に彼女の責任ではないと、部分的に否定している用法です。
altogetherを文中に置く時の位置は、「be動詞の後ろ」または「一般動詞の前」になります。例文のようにbe動詞の否定文の場合はnotの後ろになります。
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②全部で,合計で
It comes to 1,500 yen altogether.
全部で1,500円になります。
この例文は、お店で買い物をした時に店員さんがお会計で言うフレーズです。いろいろな商品の値段が「全部で」1,500円になると言っています。altogetherには、この例文のように合計の値を伝える使い方もあります。
③全体的に見れば
Altogether, the project was a success.
全体的に見れば、そのプロジェクトは成功だった。
この例文では、プロジェクトを行う上でいろいろなことがあったけど、「全体的に見れば」成功の部類に入るという内容になっています。この例文のように、全体的に物事を考えてみる時にaltogetherを使うがあります。
例文では、文頭にaltogetherが使われています。文頭での使い方は、カンマ「,」で区切ることが多いです。
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