今回は「Do you～?」と「Are you～?」の違いについて例文で解説していきます。
今回の記事は中学英語の内容ですが、久しぶりに英語を学び直している大人の学習者も、一緒に基礎英語から確認していきましょう。
「Do you～?」と「Are you～?」の違い
Do you 動詞の原形 ?
（相手の習慣的な行動や考えを聞く時に使うことが多い。）
Are you 名詞または形容詞 ?
（相手の状態や気持ちを聞く時に使うことが多い。）
「Do you～?」と「Are you～?」は、文中で使われる動詞が、一般動詞かbe動詞かの違いです。
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一般動詞を使う疑問文の「Do you～?」の場合は、Do youの後に一般動詞の原形がきます。「Do you 動詞の原形 ?」このような作り方になります。
be動詞を使う疑問文の「Are you～?」の場合は、Are youの後に名詞または形容詞がきます。「Are you 名詞または形容詞 ?」このような作り方になります。
「Do you～?」は、相手の習慣的な行動や考えを聞く時に使うことが多く、「Are you～?」は、相手の状態や気持ちを聞く時に使うことが多いという違いもあります。
それでは、「Do you～?」と「Are you～?」の使い方の違いを例文で確認していきましょう。
「Do you～?」の使い方
「Do you～?」という疑問文は、相手の「習慣的な行動や考え」について聞く時に使うことが多いです。「Do you 動詞の原形 ?」が基本のかたちになります。
Do you speak English?
あなたは英語が話せますか？
この例文では、Do youの後に一般動詞のspeak（話す）が使われています。例文のspeakのように「動詞の原形」を使うことがポイントです。
例文では、あなたは日常的に英語を話す人ですか？と聞いています。それが転じて「英語が話せる人ですか？」という意味合いになるのです。ですから、「Can you speak English?（あなたは英語が話せますか？）」と、ほとんど同じ意味になります。
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Do you like cakes?
あなたはケーキが好きですか？
この例文では、Do youの後に一般動詞の原形のlike（好き）が使われています。
例文では、今だけケーキが好きですか？と聞いているわけではありません。あなたはケーキが好きな人ですか？と聞いているのです。日常的にずっと好きという気持ちや考えを表すために「Do you～?」を使っています。
「習慣的な行動や考え」を表す「Do you～?」とは違い、「Are you～?」は「状況や気持ち」を表すことが多いです。次では、「Are you～?」の具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「Are you～?」の使い方
「Are you～?」という疑問文は、相手の「状態や気持ち」について聞く時に使うことが多いです。「Are you 名詞または形容詞 ?」が基本のかたちになります。
Are you Japanese?
あなたは日本人ですか？
この例文では、Are youの後に名詞のJapanese（日本人）が使われています。このように「Are you～?」は、相手がどんな人なのか？どんな状態や状況なのか？を聞く時に使うことが多いです。
Are you serious?
あなたは真剣ですか？（本気なの？）
この例文では、Are youの後に形容詞のserious（真剣な）が使われています。seriousは「本気の」「真剣な」という意味の形容詞で、中学英語で学習します。
例文では、あなたは真剣な状態ですか？と聞いています。このフレーズは相手の冗談めいたい言動や不真面目な行動に対して「本気で言ってる？」「正気なのか？」と確認する時によく使います。
このように相手の気持ちを確認する時に「Are you～?」という疑問文を使うことが多いです。
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