How aboutとWhat aboutの違い!How about ~ingの意味と使い方を例文で解説!

「How about~?」と「What about~?」は、相手に「~はどう?」と聞く時に使う定番フレーズです。基本的には、どちらを使っても良いのですが、シチュエーションの違いで使い分けることができます。

また、提案する内容をもっと詳しく伝えたい時に、How aboutの後ろに名詞のかたまりをおく、「How about ~ing」というかたちもあるので、その意味と使い方についても例文で確認していきましょう。

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「How about~?」と「What about~?」の使い方の違い

How about coffee?
 
コーヒーはいかがですか?

How aboutの後ろには、名詞または名詞のかたまり(名詞相当語句)がくるのが基本です。例文では、coffee(コーヒー)という名詞が使われています。

この例文を、What about coffee?(コーヒーはいかがですか?)と言っても間違いではありませんが、何の前置きもなく唐突に「~はどう?」と相手に提案する時は「How about~?」の方が多く使われます。

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What about the rest of the cookies? Can I eat it?
 
残りのクッキーはどうすの? 食べていいの?

一方、「What about~?」は、会話の途中で「~はどうするの?」と確認する時に使うことが多い。この場合は「How about~?」を使うことはあまりありません。

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「How about ~ing」の使い方

How about putting some sugar in your coffee?
 
コーヒーに砂糖を入れるのはいかがですか?

「How about ~ing」は、「~ing」という動名詞を使うことで、もっと詳しい内容を相手に伝えることができます。

すでに述べていることですが、How aboutの後ろには、名詞または名詞のかたまり(名詞相当語句)がくるのが基本です。

例文では、「入れる」という意味の「put in」が使われていますが、How aboutの後ろには、名詞または名詞のかたまりをおくため、動詞の「put」は使えません。そのため動名詞の「putting」を使っています。

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この例文では、putting some sugar in your coffee(あなたのコーヒーに砂糖を入れること)この部分全体が名詞のかたまりになっています。

「How about~?」は「~はどうですか?」という意味で提案しているので、「あなたのコーヒーに砂糖を入れることはいかがですか?」と聞いているわけです。

この例文を「What about ~ing」で置き換えても間違いではありませんが、例文のケースでは「How about ~ing」の方が多く使われます。

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「How about you?」と「What about you?」の違いはあるの?

「How about you?」と「What about you?」は、どちらも「あたはどうですか?」という意味で使われる定番フレーズです。これらは、意味や使い方に大きな違いはなく、どちらを使っても間違いではありません。

人によっては「What about you?」よりも「How about you?」の方が相手に対してやわらかい印象になると感じることもあるようです。感覚的なことなので個人差はありますが、なかには「How about you?」と言った方が良いと言う人もいます。ただし、どちらを使っても間違いではありません。

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