今回は「Are you OK?」の意味と使い方についてです。「大丈夫?」と聞く時に使う簡単なフレーズですが、どんな場面でも使える万能なものではないので、使う場面に注意が必要です。
また、「Are you OK?」と聞かれて時に、自分が大丈夫な時の返事の仕方と、大丈夫じゃない時の答え方についても例文で解説していきます。
「Are you OK?」の意味と返事
「Are you ?」は、「大丈夫?」という意味で、主に相手の体調や状況が心配な時に使うフレーズです。「Are you okay?」と表記することもありますが、「OK」は「okay」を簡略化して表記したもので、意味の違いはありません。
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「Are you OK?」と聞かれて、自分が大丈夫な時の返事は「I am OK.(大丈夫です。)」です。
自分が大丈夫じゃない時の返事は「I am not OK.(大丈夫ではありません。)」です。
相手は自分のことを心配して言ってくれているのに、「I am OK.」または「I am not OK.」だけでは、 素っ気ない印象になってしまいます。どのように大丈夫なのか、どのように大丈夫じゃないのか、などを付け加えて相手に伝えると良いでしょう。
それでは、「I am OK.」と「I am not OK.」の使い方を例文で確認していきましょう。
Aさん: You look sick. Are you OK?
具合が悪そうだけど。大丈夫?
<大丈夫な時の返事>
Bさん: I’m OK. I’m just lack of sleep.
大丈夫です。睡眠不足なだけです。
<大丈夫じゃない時の返事>
Bさん: I am not OK. I think I have a fever.
大丈夫ではありません。熱があると思います。
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「Are you OK?」の間違った使い方に要注意!
Aさん: Where shall we go for dinner? I want to eat Italian food.
どこへ夕食に行こうか? 私はイタリア料理が食べたいな。
<間違った表現>
Bさん: I know a good Italian restaurant nearby. Are you OK?
近くに美味しいイタリヤ料理の店を知っているけど。大丈夫?
<正しい表現>
Bさん: I know a good Italian restaurant nearby. Is that okay?
近くに美味しいイタリヤ料理の店を知っているけど。そこでいい?
日本人にとって「OK?」という言葉は、「大丈夫?」「それでいい?」「問題ない?」という意味で、様々な場面で使える万能な言葉ですが、英語圏の人が「Are you OK?」と言った時は、相手の体調や状況を気遣って言っていることが多く、どんな場面でも使えるフレーズというわけではありません。
この例文では、AさんとBさんが一緒に食事をする店を決めているというシチュエーションです。会話の内容は、イタリア料理が食べたいAさんに対して、Bさんが近くに良い店を知っているのでそこに行かない?と提案している場面です。
<間違った表現>では、「その店でいい?」と尋ねるフレーズに「Are you OK?」を使っています。「Are you OK?」は、相手の体調や状況を気遣う時に使います。たとえば、相手の顔色が悪く辛そうな様子だった場合や、突然転びそうになった時などに「Are you okay?(大丈夫?)」と声をかけるのが自然な使い方です。
例文のような場面では、<正しい表現>に使われるいる「Is that okay?(それで大丈夫?)」を使うのが一般的です。その他にも「Are you okay with that?(あなたはそれで大丈夫?)」という表現もあります。
Are you OK?は、主語がyou(あなた)なので、あなた自身のことについて「大丈夫?」と言っています。一方、「Is that okay?」は、主語がthat(それ)なので、会話の内容によって様々なことに使えます。
また、主語がyou(あなた)であっても「Are you okay with that?」のように、with that?を付け加えるだけで聞きたい内容が相手に分かるようになります。
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