英語は後ろから説明!状態や状況を表す英文の語順について解説!

英語は後ろから説明!状態や状況を表す英文の語順について解説!

今回のレッスンでは、英語の語順についてです。

英語と日本語の語順を比較しながら英文の作り方を解説していきます。

The dog in the garden is mine.
 
庭にいる犬は私のです。

例文の日本語と英語の語順を比べてみます。

日本語の「庭にいる犬」は、まず「庭にいる」という場所を説明する言葉を先に言ってから、その後に「犬」がきます。

一方、英語の「the dog in the garden」は、その反対で「the dog」を先に言ってから、その後に「in the garden」と場所を説明します。

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ちなみに、大きさや色など形容詞を使って名詞の塊を作る場合は、英語も日本語も語順は同じです。

例:Big dog・・・大きな犬
例:White dog・・・白い犬

例のように、英語でも日本語でも大きいや白いといった形容詞は名詞の前にきます。

しかし、the dog in the gardenのように、場所などの状況や状態を表す場合は、名詞の後ろから説明します。

場所などの状況や状態を表す例文をいくつか紹介します。

名詞の後ろから説明する英語の語順をチェックしてみてください。

英語-後ろから説明-語順-画像1

<例文>

Pink wallet in the bag.
(鞄の中のピンクの財布)

Child on the sofa.
(ソファーの上の子供)

Poster on the wall.
(壁にあるポスター)

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英語の語順とはちょっと話がそれてしまいますが、onという接続語は、「~の上」と訳されことが多いですが、上というよりも「何かにくっついている」というイメージの方が正しい。

Child on the sofa.は、子供とソファーが触れている状態。

Poster on the wall.は、ポスターと壁が触れている状態。

ですから壁の上にポスターがあるという訳し方にはならないのです。

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3人の人物を英語で説明してみましょう。

次の画像は、3人の人物が路上で、バイオリン・ビオラ・チェロによる弦楽三重奏を行っているところです。

これらの人物の状態を英語で説明してみましょう。

英語-後ろから説明-語順-画像2

※バイオリンとビオラはよく似ていますが小さい方がバイオリンです。

たとえば、①の男性を英語で表すには、the man on the street.(路上の男性)となりますが、これでは、路上にいる他の男性と区別がつかない。

この時、重要なことは、この男性が何をしているという状態の説明です。

「バイオリンを演奏している男性」という名詞の塊は、名詞を後ろから説明する表現が使えます。

the man playing the violinと表すことができます。

①路上でバイオリンを演奏している男性
The man playing the violin on the street.

②路上でビオラをを演奏している男性
The man playing the viola on the street.

③路上でチェロを演奏している女性
The woman playing the cello on the street.

さらに状態や状況を説明する例文をいくつか挙げてみます。

<例文>

The man playing the violin is my brother.
(バイオリンを演奏している男性は私の兄弟です)

Look at the men playing on the street.
(路上で演奏している男達を見て。)

英語は後ろから説明!状態や状況を表す英文の語順について解説!

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