meanは「~を意味する」という意味で使われる動詞で、言葉や会話の内容の意味や真意を尋ねる時に良く使われます。
または、「つまり~」という意味になるI mean~は、日常会話で使用する頻度が高いフレーズだと思います。
ところが、mean to~「~するつもり」という使い方があることを意外と見落としがちです。
この表現は、言い訳をする時に使ったり、相手を不愉快にさせてしまいそうな際どいことを聞く前の前置き表現としても使えます。
まずは、簡単な例文で基本のかたちを確認していきましょう。
「mean to~」の意味と使い方
He means to be a doctor.
彼は医者になるつもりです。
mean to~は、人間が主語の場合は「~するつもり」という意味になります。
例文では、彼が医者になろうと志している状態を表しています。
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toの後ろには動詞の原形がくるのが基本です。この部分は過去形になっても否定文になっても動詞の原形になります。
その他にもmean to~というかたちは、過去形の否定文にすることで、言い訳をするフレーズでよく使われます。
使い方は、I didn’t mean to~「~するつもりではなかった」という意味で使われます。
言い訳する時に使う表現
I didn’t mean to be mean.
私は意地悪するつもりではなかった。
この例文では、2つのmeanが使われています。
1つ目のI didn’t mean toのmeanは、すでに述べている通り「~するつもりではなかった」という意味で使われています。
2つ目のbe meanのmeanは、形容詞のmeanで「意地の悪い」という意味で使われているので使い方が違います。
「意地の悪い」という意味の形容のmeanもよく使われるので、合わせて覚えておきましょう。
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<例文>
I didn’t mean to do that.
(私はそうするつもりはなかった。)
I didn’t mean to hurt you.
(私は君を傷付けるつもりはなかった。)
I’m sorry, I didn’t mean to tell it to everybody.
(すみません、私はそれをみんなに言うつもりはなかった。)
話の前置きに使う表現
I don’t mean to pry, but…
詮索するつもりはないんだけど…
例文は、相手の事を「詮索するつもりはないんだけど」または「立ち入るつもりはないけど」という意味で、話の前置きに使う表現です。
その後に言いたい文章をbutで繋げるところがポイントです。
たとえば、I don’t mean to pry, but do you want to get married?(詮索するつもりはないんだけど、あなたは結婚願望はあるの?)のように、but以降に相手に聞きたいことや言いたいことを繋げていくと会話がスムーズになります。
pryは「詮索する・こじあける」という意味の動詞です。
pryは聞きなれない単語かもしれませんが、I don’t mean to pry, but…というフレーズは、相手を気づかう前置き表現としてよく使うの覚えておくと良いでしょう。
よく似たmean toの使い方には、次のようなフレーズもあります。
I don’t mean to be rude.
無礼にふるまうつもりはないんだけど
相手に対して失礼なことになりかねないことを言う前に、このような前置きのフレーズを言うと心が伝わると思います。
このような前置きに使う表現は他にいろいろありますが、基本のmean to 動詞の原形「~するつもり」という形は否定文になっても同じです。
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