今回の記事では、as~as「同じくらい~」という意味の構文の使い方について例文で解説していきます。
英語の比較表現は、「原級」「比較級」「最上級」の3つあり、語尾にerまたはmoreの比較級と、語尾にestまたはmostの最上級は理解しやすいですが、原級については意外と見落とし勝ちなので、しっかり使い方を確認していきましょう。
as~asの間には、基本的に形容詞が入るのですが、時には名詞を含んだものが入ることもあります。
まずは、as~as構文の基本的な使い方を、簡単な例文で確認していきましょう。
as~as構文の意味と使い方
He is as rich as I am.
彼は私と同じくらいお金持ちです。
as + 形容詞(を含む塊) + asで「同じくらい~」という意味になります。
例文では、as~asの間にrich(豊かな・お金がある)という形容詞が入っています。
基本形はas~asですが、so~asという形になる使い方もあります。
He is so rich as I am.(彼は私と同じくらいお金持ちです。)でも意味は同じです。
He is so rich(彼はとてもお金持ちです。)as I am(私と同様に)という2つ文に分けると分かりやすいと思います。
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as I amのasは、「~のように・~と同様に」という意味の接続詞です。
こうして考えるとas~as構文の後ろのasも、「~のように・~と同様に」という意味の接続詞であることが分かります。
そしてas~as構文の前のasは、副詞になります。
<例文>
Her house is as big as my house.
(彼女の家は私の家と同じくらい大きい。)
I can run as fast as he.
(私は彼と同じくらい速く走ることができます。)
I am not as tall as he.
(私は彼ほど背が高くない。)
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as + 形容詞を含む塊 + as
She has as many bags as I have.
彼女は私と同じくらいたくさんのバッグを持っています。
as~asの間に入る単語は、形容詞だけでも使えますが、形容詞が他の名詞と一緒になって意味の塊になっている場合も使えます。
例文では、as~asの間にmany bagsという形容詞を含む意味の塊が入っています。
bagsは名詞ですが、「たくさんの」という意味の形容詞のmanyと一緒にすることで、as~as構文で使えます。
as~as構文で使う時は、形容詞を含む意味の塊にして使うことがポイントです。
manyの他にも数量を表す単語でmuch、little、fewなどがas~as構文でよく使われます。
数量を表す単語以外の形容詞でも、意味の塊にするればas~as構文で使えます。
He is as nice a person as his brother.
彼は彼の兄弟と同じくらい良い人です。
「良い人」を英語にするとa nice personになりますが、このままas~as構文の中に入れることはできません。
基本的に、前のasの後ろには形容詞を置く必要があるので、as nice a person asとなります。
このようにasの後ろに形容詞を置くということがポイントになるので、しっかり覚えておきましょう。
「as + 形容詞を含む塊 + as」を使った例文を「so + 形容詞を含む塊 + as」にしても同じような意味になります。
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