「day by day」と「day after day」は、どちらも連日を表す言葉ですが、それぞれの言葉がもつ意味は全く違います。今回は、「day by day」と「day after day」の意味の違いと、これらの使い方について例文で解説していきます。
「day by day」と「day after day」の意味の違い
「day by day(日に日に)」
日ごとに少しずつ変化していく時に使うことが多い
「day after day(来る日も来る日も)」
同じような一日を繰り返す時に使うことが多い
簡潔に言うと、以上の内容が「day by day」と「day after day」の意味の違いになります。「day by day」と「day after day」は、「by」と「after」の違いになるので、この2つの前置詞の意味を理解することが大切です。
「day by day」の「by」は近接していることを表す言葉なので、「day」と「day」が近いイメージで、一日ずつ過ぎていくという意味合いになります。
「day by day」自体は、良くも悪くもなく単に一日ずつ過ぎていくという言葉ですが、物事は日々変化していくものなので、「日に日に良くなる」や「日に日に暖かくなる」など、日ごとに少しずつ変化していく時に「day by day」を使うことが多いです。
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「day after day」の「after」は、「~の後に,~の次に」という意味の前置詞なので、「day after day」は、一日の次にまた一日が来るという意味合いになります。
ですから、同じような日を繰り返すニュアンスになるので、「day after day」は、不平不満を言うような否定的な意味合いで使われることが多いです。それでは、「day by day」と「day after day」の具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「day by day」と「day after day」の使い方
His illness was getting better day by day.
彼の病気は日に日に良くなっていった。
この例文は、彼の病気が一日一日過ぎていくごとに、少しずつ良くなっていったという内容になります。例文では、「day by day」を文末に置いていますが、「day by day」を文頭に置いて使うこともできます。
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たとえば、「Day by day his physical condition improved.(彼の体調は日に日に回復した。)」このように、ただ「day by day」を文頭に置くだけなので使い方は簡単です。
I do the same thing day after day.
私は来る日も来る日も同じことをしています。
この例文は、単に毎日同じことをしていると言っているのではなくて、私は毎日同じことをしていてもう嫌だと不満を言っています。
たとえば、「I hate doing the same practice day after day.(私は来る日も来る日も同じ練習をするのは嫌だ。)」のように、一日の辛い練習が終わったと思ったら、また次の日も同じ練習を繰り返す、そんな日々が延々に続くかのような思いで、不平不満を言っているわけです。
「day after day」も「day by day」と同様に、文頭と文末の両方で使うことができます。
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