今回は、英語で「~には関係ない,余計なお世話」という意味になる「none of one’s business」という熟語の使い方を例文で解説していきます。
この熟語は使い方によっては、余計な事をするなという意味で、相手を突き放した強い表現になるので、使う時には気を付ける必要があります。
「none of one’s business」の「business」を「仕事」という意味だけで捉えていると、この熟語の意味を理解することは困難です。まずは「none of one’s business」の意味から確認していきましょう。
「none of one’s business」の意味
「~には関係ない,余計なお世話」
「none of ~」は、「誰も(どれも)~ない」という意味で、「none of + 名詞」の形で使います。「none」は「not one」を1語にした言葉で、「誰もいない」「何もない」という意味になります。
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「none of one’s business」に使われている「business」とは、「仕事,職業」という意味から派生して、「干渉する権利」という意味合いで使われています。ですから、「none of one’s business」は「~に関係ない」という意味で使ったり、干渉する権利がないにも関わらず関係性を持とうとする相手に対して「余計なお世話」という意味で使います。
「none of one’s business」は、使い方によっては「余計なお世話だ!」という意味の強い表現になるので、使う時には注意しましょう。それでは、「none of one’s business」の使い方を例文で確認していきましょう。
「none of one’s business」の使い方
「none of one’s business」の「one’s」の部分には、「your(あなたの)」や「our(私たちの)」などの代名詞を使います。
That’s none of your business.
それはあなたには関係ない。
この例文のように、「your business」を使った言い方は、相手に「余計なお世話だ!」という強い表現になるので気を付ける必要があります。関係ない人は出しゃばってこないでくださいという意味合いになります。
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Aさん:Emi and George have been arguing recently.
最近、エミとジョージが口論しているよね。
Bさん:That’s none of our business.
それは私たちの出る幕じゃないよ。
この例文は、最近、口論をしているエミとジョージが気になって、AさんがBさんに相談にいくというシチュエーションです。
Bさんが言う「That(それ)」とは、エミとジョージが口論していることについて示しています。その口論に対して、私たちが干渉するのは余計なお世話なので、私たちは出る幕じゃないという意味で「none of one’s business」を使っています。
「none of our business」は、私たちが干渉する権利はないので、余計なことはせずに当事者に任せましょうという意味です。自分たちの立場をわきまえた使い方になります。
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