「without ~ing(動名詞)」は、中学英語で学習する英熟語です。今回は、「without ~ing」の意味と使い方を例文で解説していきます。
この言葉の使い方のポイントは、「without」が前置詞であるということです。前置詞に後ろにはどうのような品詞が続くのかを理解すると、「without ~ing」の使い方が分かりやすいです。
「without ~ing(動名詞)」の意味
「~せずに」
「without ~ing」は「~せずに」という意味になります。「without」は「with」と「out」を組み合わせた言葉です。「with」は何かとともにある状態を表す言葉で、「out」は何かの外にという意味の言葉なので、これらを組み合わせてできた「without」は「~なしで」という意味になります。
ここで注目してほしいのが、「without」は前置詞ということです。前置詞の後ろには名詞または名詞相当語句(動詞名詞や代名詞など)がくるのが基本です。
Sponsored Links
「without ~ing」の場合は「without 動名詞」という形になっています。動名詞は「~すること」という意味で動作を表す言葉です。
ですから、「without ~ing」は、「~することなしで」という意味合いから「~せずに」と訳すことができます。
それでは、「without ~ing」の使い方を例文で確認していきましょう。
「without ~ing(動名詞)」の使い方
He left here without seeing his friends.
彼は友達に会わずにここを去った。
この例文では、前置詞の「without」の後に動名詞の「seeing」を置いて「without seeing(会わずに)」という意味で使われています。
前置詞の「without」の後には、名詞または、動名詞や代名詞など、名詞と似たような働きをする語句がくるのが基本です。
この例文では、「会うこと」という動作を表したいので、動名詞の「seeing」が使われています。
Sponsored Links
英語学習者の中には、「~ing(動名詞)」と「to 動詞の原形(不定詞)」の使い方を混同する方が多いですが、この例文では、「× without to see」のように「without」の後ろに「to 動詞の原形(不定詞)」を使うことはできません。
You should do it without being told.
あなたは言われることなくそれをするべきです。
この例文では、まず「You should do it(あなたはそれをするべきです)」と言っています。そして、その後に「without being told(言われることなく)」と言って説明を加えています。
「being told」は「being told by others(他人に言われること)」の「by others(他人に)」を省略したものです。つまり、これは「be told by~」の受動態です。
前置詞の「without」の後ろには、名詞または名詞相当語句がくるので、be動詞が「being」になっているわけです。
PR:【30日間全額返金】ライザップがTOEICにコミット!ライザップイングリッシュ
Sponsored Links
おすすめの記事
「a member of」の意味と使い方!言い換えを例文で解説!
「give+人+物」の使い方「give+物+to+人」の書き換えを例文で解説!
過去進行形と過去形の違いは?疑問文と否定文の使い方も例文で解説!