中学英語の受動態「~される」疑問文や過去の表現を紹介!
「~される」と訳されて主に動作を受ける時の表現として使われるのが受動態です。
「受け身」の文とも言われます。
今回のレッスンでは、中学英語の受動態「~される」の疑問文や過去の表現について紹介します。
受動態「~される」の基本
English is spoken in America.
アメリカでは、英語が話されています。
英語では語順が大切です。
「アメリカでは、英語が話されています。」という日本語を英語にするには、【アメリカでは】【英語が】【話される】の単語の配置に気を付ける必要があります。
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英語の語順に並べ替えると、【英語が】【話される】【アメリカでは】になります。
つまり英語の場合は、主語が【英語が】になるのです。
主語の【English】とそれ以降の【spoken in America】はイコールなので、イコールを意味するbe動詞の【is】でつなげてEnglish is spoken in America.になります。
ここで注目したいのが「話される」という受け身の形になっているspokenという単語です。
動詞には、原形、過去形、される形(第3の形)があります。
原形・・・speak
過去形・・・spoke
される形(第3の形)・・・spoken
be動詞+動詞のされる形(第3の形)で「~されている」と表現できます。
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動詞の「される形」にはいろいろな形がある
原形・・・eat
過去形・・・ate
される形(第3の形)・・・eaten
このように3つ形がそれぞれ違う場合があります。
動詞のなかには、過去形と動詞のされる形(第3の形)が同じ形のものもあります。
原形・・・visit
過去形・・・visited
される形(第3の形)・・・visited
原形・・・use
過去形・・・used
される形(第3の形)・・・used
原形・・・play
過去形・・・played
される形(第3の形)・・・played
原形・・・build
過去形・・・built
される形(第3の形)・・・built
原形・・・sell
過去形・・・sold
される形(第3の形)・・・sold
その他にもたくさんあります。
動詞の「される形」を使った過去の表現
「される形」を使った過去の表現はbe動詞を過去形にします。
Kusamakura was written in 1906.
「草枕」は、1906年に書かれました。
be動詞【is】を【was】に変えてwas writtenになります。
by Natsume Sosekiを使って「草枕」は、夏目漱石によって書かれました。という文章にするには
Kusamakura was written by Natsume Soseki.
「草枕」は、夏目漱石によって書かれました。
また、「草枕」は、夏目漱石によって書かれましたか?という疑問文にするには
Was Kusamakura written by Natsume Soseki?
「草枕」は、夏目漱石によって書かれましたか?
be動詞の【was】を文章の最初に移動すれば良い。
中学で学習する受動態の例文の多くは、実際の英会話でそのまま使う機会はそれほど多くないと思われますが、英語の受動態には、高校英語から学ぶ「be動詞+interested in ~ (~に興味がある)」や「be動詞+surprised at ~ (~に驚く)」のような特別な受動態があり、中学英語はその基本ともなるのでしっかり学習しておきたい。
この2つは、実際の英会話でもよく使います。
受動態だから、何でも「~される」と覚えるのではなく、受け身の状態なのだというネイティブの感覚を理解するように心掛けましょう。
中学英語の受動態「~される」疑問文や過去の表現を紹介!
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