「How often?」「How many times?」の使い方と答え方!意味の違いを例文で解説!

今回は「How often~?」と「How many times~?」の使い方と、これらの疑問文に対しての答え方について例文で解説していきます。

この2つは、とてもよく似たフレーズですが、それぞれの意味に違いがあります。まずは、これらのフレーズの意味から確認していきましょう。

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「How often~?」と「How many times~?」の意味の違い

「How often~?(どのくらいの頻度で?)」・・・頻度
「How many times~?(何回?)」・・・回数

簡単に言うと、以上の内容が「How often~?」と「How many times~?」の意味の違いになります。

「How often~?」は、「どのくらいの頻度で~しますか?」という意味の尋ね方になります。ですから、この質問に対しての答え方は、たとえば「週に1度です。」や「毎日です。」など、そのことをする「頻度」について答えます。

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「How many times~?」は、「何回~しますか?」という意味の尋ね方になります。ですから、この質問に対しての答え方は、たとえば「1回です。」や「3回です。」など、そのことをする「回数」について答えます。

「How often~?」は「頻度」を表し、「How many times~?」は「回数」を表すという意味の違いがあります。

それでは、「How often~?」と「How many times~?」の具体的な使い方を、簡単な例文で確認していきましょう。

how-often-how-many-times-使い方-答え方-意味-違い-例文-画像1

「How often~?」の使い方と答え方

Aさん:How often do you go to the cafe?
あなたはどのくらいの頻度でそのカフェに行きますか?

Bさん:About three times a month.
 
月に3度ほどです。

この例文の内容は、AさんがBさんに、そのカフェに行く頻度を尋ねているという場面です。

「the cafe(そのカフェ)」なので、Bさんのお気に入りの特定されたカフェです。そのカフェにどのくらいの頻度で行くのかと、ざっくりと大まかに尋ねています。この例文の使い方では、必ず何度行くといった、きちんとした回数まで聞いてはいません。「often」という言葉自体が「よく~する」という意味で、漠然と頻度を表す言葉なのです。

ですから、その答え方は「About three times a month.(月に3度ほどです。)」このように、そのカフェに行く頻度について答えればいいわけです。月によって、そのカフェに行く回数が3度になったり、4度になったりする月もあるけれど、だいたい月に3度くらいと答えています。

以上の内容を踏まえると「Sometimes, three or four times a month.(時々、月に3、4度です。)」このような答え方もできます。

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ちなみに、例文の「About three times a month.」は、「I go to the cafe about three times a month.(私は月に3回ほどそのカフェに行きます。)」を省略したものです。話の流れでそのカフェについて答えていることは分かるので、「I go to the cafe」の部分は省略されています。

答え方は、「once(1度)」「twice(2度)」「three times(3度)」「four times(4度)」「five times(5度)」と数えていくのが一般的です。それに加えて、「a week」「a month」「a year」などの期間を表す言葉を組み合わせます。

頻度の表し方については以下の内容を参考にしてください。

Once a week(週に1度)
Twice a week(週に2度)
Three times a week(週に3度)

Once a month(月に1度)
Twice a month(月に2度)
Three times a month(月に3度)

Once a year(年に1度)
Twice a year(年に2度)
Three times a year(年に3度)

how-often-how-many-times-使い方-答え方-意味-違い-例文-画像2

「How many times~?」の使い方と答え方

Aさん:How many times have you been to Kyoto?
あなたは京都には何回行ったことがありますか?

Bさん:Three times.
 
3回です。

この例文の内容は、AさんがBさんに、京都に行った回数を尋ねているという場面です。ここで尋ねている回数とは、Bさんが今までの人生の中で京都に何回行ったことがあるのか?という回数です。

ですから、「How often~?」のように漠然とした頻度ではなく、「How many times~?」は、きちんとした回数を尋ねているという使い方の違いがあります。

回数の答え方は、「once(1回)」「twice(2回)」「three times(3回)」「four times(4回)」「five times(5回)」と表すのが一般的です。

ちなみに、例文の「Three times.」は、「I have been to Kyoto three times.(私は京都に3回行ったことがあります。)」を省略したものです。

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英単語を覚える時は、「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。1度覚えた英単語を忘れてしまった場合は、この3ステップを繰り返して、もう1度「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

たとえば、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を覚えたい場合は次の通りです。

1.「読む」
「recommend」の正しい発音を発音記号やGoogle翻訳の音声機能などを使って確認してから、声に出して「recommend」を読んでみる。

2.「書く」
「recommend」のスペルと意味を覚えるまで書く。

3.「話す」
具体的なシチュエーションを想定して、「recommend」を使った英文を作り、独り言でも良いので話してみる。

たとえば、友人の行きつけの飲食店に連れて行ってもらった時に、おすすすめのメニューを聞くというシチュエーションを想定して、「What do you recommend?(あなたのおすすめは何ですか?)」という英文を作って話してみる。

そして、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を名詞の「recommendation [rèkəməndéɪʃən](推奨)」に変えたら、どのような英文になるのかを考えてみる。答えは「What’s your recommendation?(あなたのおすすめは何ですか?)」になります。

これで、動詞の「recommend」と名詞の「recommendation」の2つの英単語が覚えられたと思います。

しかし、大抵は数日経てば忘れてしまうものです。そこで諦めないで、再び「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。忘れてしまった英単語を「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

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