今回は「turn around」という句動詞の意味と使い方について解説していきます。
turn aroundには主に2つ意味があります。まずは意味を確認してから、具体的な使い方を例文で学習していきましょう。
「turn around」の意味
①振り向く
②好転する,回復する
以上が、turn aroundの意味になります。turn aroundは、動詞の「turn」と、副詞の「around」を組み合わせた句動詞です。この2つの言葉の意味を知っていると、理解が深まります。
turnは「回転させる」という意味の動詞で、何かを回して向きや状態を変えるというニュアンスがある言葉です。
aroundは「周囲に」という意味の副詞で、周りをぐるっと回った周囲の状態を表す言葉です。
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turnには「ひっくり返す」という意味もありますが、turn aroundの意味を考える場合は、aroundが周囲を表す言葉なので、周囲をぐるっと回って向きを変えているというイメージの方が分かりやすいと思います。
この2つの言葉を組み合わせたturn aroundは、向きを変えて「方向転換する」という意味合いになります。turn aroundには、単に「①振り向く」という意味もあるし、悪い状態から良い方向へ方向転換して「②好転する,回復する」という意味もあります。
それでは、turn aroundの具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「turn around」の使い方
①振り向く
If you turn around, you can see the beautiful mountain.
もしあなたが振り向くと、美しい山を見ることができます。
この例文では、「振り向く」という意味でturn aroundが使われています。見てる方向を変えるというイメージです。この例文では、単に「振り向く」という意味で使われていますが、次の例文では、正しい方向へ「方向転換する」という使い方になります。
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We’re going in the wrong direction, we have to turn around.
私たちは間違った方向へ進んでいます。方向転換しなければいけません。
この例文では、間違った進行方向から正しい方向へ「向きを変える」という意味でturn aroundが使われています。
②好転する,回復する
The country’s economy has turned around.
その国の経済は好転しました。
この例文は、経済が「好転する,回復する」という意味でturn aroundが使われています。この使い方はニュースなどで見かける表現です。
経済が悪い方向へ進んでいる状態から方向転換して、良い方向へ向かっていると考えると、turn aroundの「好転する,回復する」という意味が理解しやすいと思います。
turn aroundは「回復する」と訳すことができますが、病気が回復するという意味では使わないので注意しましょう。turn aroundは、良い方向へ向くという意味合いがあるので、「好転する」という意味で覚えておくと、多くの場面で対応できると思います。
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