今回は、高校英語で学習する「along with」と「get along with」の意味と使い方について例文で解説していきます。
この2つの言葉は、「along」が持つニュアンスを知っていると理解しやすいです。
まずは、これらに共通して使われているalongの意味から確認していきましょう。
「along」の意味
前置詞:「~に沿って」「~に従って」
副詞:「沿って」「一緒に」
alongには、前置詞と副詞の意味がありますが、どちらも「~に沿って」というニュアンスを含んでいます。何らかの方針に沿ってというニュアンスで「(方針など)に従って」という意味が生じます。また、2人が同じ考えや目的に沿って行動するというニュアンスで「一緒に」という意味が生じます。
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「along with」の意味
「~と一緒に」「~と同伴で」
alongとwithは、どちらも「一緒に」という意味がある言葉ですが、前置詞のwithだけを使うよりも、along withを使った方が一緒に加わっている感覚が強まった表現になります。along withの「同伴で」という意味からも分かるように「一緒に」という意味が強調されています。ですから、along withはtogether withとほぼ同じ意味になります。
「along with」の使い方
I will also go along with her.
私も彼女と一緒に行きます。
along withは、「go along with(一緒に行く)」や「come along with(一緒に来る)」など、動詞と組み合わせて使うことが多いです。
例文では、also(私も)が使われているので、go along withで「私も同行します」というニュアンスあり、一緒に加わる感じが強まった表現になっています。
along withに、go(行く)やcome(来る)などと組み合わせる使い方は、「一緒に~する」という意味が容易に想像できるのですが、次に解説する「get along with」の場合は少し変わった意味になります。
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「get along with」の意味
「~と仲が良い」「~とうまくやる」
alongには「~に沿う」という意味があります。この意味から周りの人の考えや傾向に、自分自身を沿うというニュアンスが生じ、その結果、周りと同調するという意味合いが発生します。
get along withは、周りと同調した状態(along with)を獲得する(get)というイメージで、「~と仲が良い」や「~とうまくやる」という意味になります。
「get along with」の使い方
I think that we can get along with each other.
お互いに仲良くやっていけると思います。
この例文では、あまり知らない相手に対して、お互いに「仲良くやっていける」と思う、「うまくやっていける」と思うという意味で、get along withが使われています。
例文の補足ですが、「I think that~」で「~だと思う」という意味になる定番のフレーズになります。会話ではthat節を省略することが多いです。そして、「each other」は「お互いに」という意味でよく使われる言葉なので、覚えておくと役に立つと思います。
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