今回は、「would often」と「used to」の違いについて例文で解説してきます。
これらは過去の習慣を意味する表現ですが、それぞれの使い方に違いがあります。
まずは、意味の違いを理解してから、具体的な使い方について簡単な例文で確認していきましょう。
「would often」と「used to」の意味の違い
「would often」・・・「よく~したものだ」
(今でもできなくはないが、回数が減った。)
「used to」・・・「かつて~をした」「以前は~だった」
(今はもうない。)
以上の内容が「would often」と「used to」の違いになります。これらの違いのポイントになるのは、今はどうなのかという点です。
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would oftenは、昔は「よく~したものだ」けど、今は回数が減っているという意味になります。一方、used toは、昔は「~をした」けど、今はもうしないという意味になり、それぞれの使い方に違いがあります。
それでは、「would often」と「used to」の具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「would often」の使い方
I would often go to that movie theater.
私はよくその映画館に行ったものだ。
would oftenは、「よく~したものだ」という意味になります。would oftenの後には動詞の原形がくるのが使い方のポイントです。
oftenは「しばしば」「よく」という意味で、回数が多いことを表す副詞です。ですから、would oftenは、昔は頻繁にやっていたけど、今はそうでもないという意味合いになります。
例文では、昔はその映画館によく行ったということを言っています。今でもその気になれば映画館に行くことはできますが、何からの理由で行く行く回数が減ったという意味合いになります。引っ越したことでその映画館が遠くなってしまったのか?映画自体に興味が薄れてしまったのか?理由は様々ですが、今でもその気になれば映画館に行くことができるということがポイントになります。
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「used to」の使い方
I used to go to that movie theater.
私はかつてその映画館に行ったことがあります。
used toは、「かつて~をした」「以前は~だった」という意味になります。used toの場合も後ろに動詞の原形がくることが使い方のポイントです。
この例文では、かつてはその映画館に行ったことがあるけど、今はないという意味合いになります。その映画館自体が閉館して無くなってしまったという意味でも使われます。
There used to be a movie theater here.
ここには映画館がありました。(今はもうない。)
この例文のようにused toを使った場合は、ここに映画館があったと言ってるだけではなく、今は映画館はないのだというニュアンスも含まれています。
このように、used toには、過去の習慣を表す「かつて~をした」という意味と、過去の状態を表す「以前は~だった」という2つの意味があることを覚えておきましょう。
今回の記事で紹介した「used to」と間違いやすい「be used to」という表現があります。これらの使い分けについて書いた記事があるので、合わせてご覧ください。
同じusedを使った英語表現で「used to~」と「be used to~」がありますが、この2つは使い分けがとても分かりにくい。
今回の記事では、「used to~」と「be used to~」の意味と使い方を例文で解説していきます。be used to~は、「~に慣れている」という意味になります。toの後には名詞または動名詞がくるのがポイントです…
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