look/see/watchの違いとは?「見る」を英語で使い分ける!
同じ「見る」という意味をもつlook/see/watchの3つの英単語がありますが、英会話では、それぞれ状況によって使い分けます。
今回のレッスンでは、look/see/watchの違いについて例文で解説します。
lookの使い方
look! That is Mt. Fuji.
見て!あれが富士山だよ。
「見る」という意味でlookを使う場合は、意識して何かを見る時に使われます。
例文では、「look!(見て!)」と指をさして、相手に富士山を意識して見るように伝えています。
対象物をじっと見続けるのではなく、視線を向けるように伝える感じです。
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lookと相性の良い前置詞にatがあります。
「look at~」で「~を見る」という意味なります。
前置詞のatは、一点を表した英語表現です。
例えるならば、遠くの的の真ん中に弓矢を当てるような一点に向かって指し示すイメージです。
ですから、ある特定の対象物を意識的に見る時に使うlookとatの組み合わせはとても相性が良いのです。
<例文>
Look at the camera.
(カメラを見て。)
I’m just looking.
(見てるだけです。お構いなく)
お店で買い物をしている時に、店員さんからMay I help you?(何かお探しですか?)と声をかけられた時に、I’m just looking.(見てるだけです。お構いなく)というフレーズはよく使われます。
フレーズごと覚えておくと便利です。
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seeの使い方
I can see birds in the forest.
森で鳥がいるのが見える。
「見る」という意味で使うseeのニュアンスは、意識して見ようとしなくても、対象物が自分の視野に入り、自然と見えているというイメージです。
例文では、森の木々を見ると、自然に鳥が視界に入っている状態を表しています。
lookの場合は、対象物に意識して視線を向けるイメージでしたが、それとは違い、seeの場合は、対象物が意識しなくても視野に入っているというイメージです。
<例文>
I can see him in the library.
(図書室に彼がいるのが見える。)
I can not see her from here.
(私はここからでは彼女が見えない。)
seeは、「理解する」という意味でも使われますが、物事が見えているという状態は、理解できているという状態でもあると解釈すればイメージできると思います。
I see.(なるほど。分かりました。)
watchの使い方
I am watching TV now.
今、テレビを見ています。
「見る」という意味でwatchを使う時は、対象物を意識的にじっと注意深く見るイメージで使われます。
lookとwatchの違いは、lookの場合は、視線を向けるだけですけど、watchの場合は、じっと注意深く見守るイメージです。
例文のように、テレビや映画など画面をじっと見続けている状態でwatchを使います。
<例文>
I was watching a movie last night.
(私は昨晩、映画を見ていた。)
Please watch over the children.
(子供たちを見守ってください。)
「watch over~」で「~を見守る」という意味なります。
「to keep watch over~」で「~を見張る」という意味になります。
合わせて覚えておくと良いでしょう。
look/see/watchの違いとは?「見る」を英語で使い分ける!
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