「もう~」「まだ~」を意味する副詞には、already/yet/stillなどがあり、それぞれの使い方に違いがあります。
単語によって、文章の中で使う位置も違います。
今回の記事では、似たような意味を持つ副詞の使い分けについて例文で解説します。
「already」の意味と使い方
I have already cleaned my room.
私はもう自分の部屋の掃除をした。
alreadyは、「もう~した」という意味の副詞です。
alreadyは、継続状態を表す現在完了形(have + 過去分詞)と一緒に使うことが多いのがポイントです。
alreadyを置く位置は、haveと過去分詞の間に置くのが基本です。
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alreadyは、「もう~した」という肯定文と、「もう~したのか?」という疑問文では使えますが、否定文では使えません。
否定文でも使えるyetやstillとは違いがあるので、使い分けに注意しましょう。
<alreadyの使い分け>
肯定文「もう~した」
否定文 ×
疑問文「もう~したのか?」
alreadyは疑問文でも使えますが、疑問文「もう~したのか?」と尋ねる時はyetを使うことが多い。
「yet」の意味と使い方
It is not time to wake up yet.
まだ起きる時間ではない。
yetは、「まだ~していない」という意味の副詞で、notを使った否定文でよく使われます。
yetが使えるのは、否定文と疑問文だけです。肯定文では使えないので使い分けに注意しましょう。
alreadyとstillは肯定文でも使えるので、yetとは使い方に違いがあります。
yetを置く位置は、文末に置くのが基本です。
<yetの使い分け>
肯定文 ×
否定文 「まだ~していない」
疑問文「もう~したか?」
yetは、肯定文では使わないということをしっかり覚えておきましょう。
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「already」と「yet」疑問文の違い
alreadyとyetは、疑問文でも使用する位置に違いがあります。
また、言葉が持つ意味やニュアンスが異なるので、これらを理解した上で使い分ける必要があります。
Have you already finished your homework?
あなたの宿題はもう終わったの?
alreadyを置く位置は過去分詞finishedの前に置きます。
alreadyは、たくさんあった宿題が「もう終わったの?」という驚きを含んだ表現になります。
Have you finished your homework yet?
あなたの宿題はもう終わったの?
yetを置く位置は、疑問文でも文末に置くのが基本です。
もともとyetは「まだ~していない」という否定の意味合いがあるので、「まだ宿題やってないの?」というように「やっていないだろう」という考えが先にあって聞いている感じです。
「still」の意味と使い方
She still lives in New York.
彼女はまだニューヨークに住んでいる。
stillは、「まだ~している」」という意味の副詞です。
肯定文「まだ~している」否定文 「まだ~していないのか」疑問文「まだ~しているのか?」の全てに使えます。
stillは、「まだ~している」という意味で肯定文に使うことが多い。
stillを使う位置は、文章の中で強調したい言葉の前に置くことが多い。
例文では、live「住む」という単語を強調して、still live「まだ住んでいる」と表現しています。
You are still young.(あなたはまだ若い。)
young「若い」を強調してstill young「まだ若い」
<stillの使い分け>
肯定文「まだ~している」
否定文 「まだ~していないのか」
疑問文「まだ~しているのか?」
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