none ofは単数扱い?複数扱い?意味と使い方を例文で解説!

今回は「none of」の意味と使い方を例文で解説していきます。「none of」は「~のどれも…ない」「~の誰も…ない」という全否定を表す表現ですが、英語学習者がよく迷うのが「動詞は単数形にするのか?複数形にするのか?」というポイントです。

実はこの問題、場面やnone ofの後に続く名詞の種類によって使い分けが変わってきます。まずは「none of」の基本的な意味から確認していきましょう。

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「none of」の意味

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<none of の意味>
「~のどれも…ない」「~の誰も…ない」
ある集団やグループの中で、一つも(一人も)該当しないことを表す全否定の表現。

「none」はもともと「not one(一つもない)」から来ている言葉です。ですから「none of the students」と言えば「その生徒たちの中の一人も~ない」という意味になり、「none of the water」と言えば「その水のどれも~ない」という意味になります。

ここで重要なのが、「none of」の後には必ず「the / my / these / them」などの限定詞や代名詞が必要だということです。

× None of students passed the exam.
None of the students passed the exam.

「none of」の後に「the」などをつけ忘れるのはよくある間違いなので注意しましょう。

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「none of」は単数扱い?複数扱い?

これが「none of」を使うときに最も多くの学習者が悩むポイントです。結論から言うと、「none of」の後に続く名詞が不可算名詞か複数名詞かによって扱いが変わり、さらにフォーマルかカジュアルかによっても変わってきます。

それぞれのパターンを順番に見ていきましょう。

「none of+不可算名詞」の場合 → 常に単数動詞

None of the water was clean.
その水はどれもきれいではなかった。

「none of」の後に「water」「money」「information」などの不可算名詞が続く場合は、常に単数動詞を使います。これは迷う必要がありません。不可算名詞はそもそも数えられない名詞なので、動詞は必ず単数形(was / has / isなど)になります。

None of the money has been spent.
そのお金はまったく使われていない。

この例文でも、「money」は不可算名詞なので動詞は「has」と単数形になっています。「have been spent」とするのは誤りです。

None of the information was useful.
その情報はどれも役に立たなかった。

「information」も不可算名詞なので、迷わず単数動詞の「was」を使います。

「none of+複数名詞」の場合 → 単数・複数どちらもOK

学習者が最も迷うのがこのパターンです。「none of」の後に複数名詞が続く場合は、単数動詞でも複数動詞でも、どちらを使っても文法的に間違いではありません。

ただし、使う場面によって好まれる形が異なります。

フォーマルな場面では「単数動詞」が好まれる

None of the students was absent.
生徒は誰も欠席していなかった。

伝統的な英文法では、「none」は「not one(一人も〜ない)」の意味だと考え、単数動詞を使うのが正式とされてきました。ですから、試験・論文・ビジネス文書などのフォーマルな場面では、単数動詞を使うのが無難です。

None of the candidates has met all the requirements.
すべての要件を満たした候補者は一人もいなかった。

この例文のように、フォーマルな文章では「has」という単数動詞が使われています。「一人一人に注目して、誰も該当しない」というニュアンスが強くなります。

カジュアルな場面では「複数動詞」が自然

None of my friends were at the party.
友達は誰もパーティーにいなかった。

現代英語の日常会話では、「none of+複数名詞」の後に複数動詞を使うことが広く受け入れられています。むしろ、カジュアルな会話で「None of my friends was at the party.」と言うと、少し堅苦しく聞こえることもあります。

None of the restaurants were open.
レストランはどこも開いていなかった。

この例文のように、日常的な会話や文章では「were」を使うのが自然です。ネイティブスピーカーも日常会話では複数動詞を使うことが多いです。

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「none of+代名詞(us / them / youなど)」の場合

None of us are perfect.
私たちの誰も完璧じゃない。

「none of us / them / you」のように代名詞が続く場合も、単数・複数どちらの動詞も使えます。日常会話では上の例文のように複数動詞が使われることが多いですが、フォーマルな場面では「None of us is perfect.」と単数動詞を使うこともあります。

None of them were ready.
彼らの誰も準備ができていなかった。

この例文でも、カジュアルな場面では「were」が自然です。フォーマルに書く場合は「was」を使っても問題ありません。

「none of」と「no one / nobody」の違いに注意

「none of」と似た表現に「no one」や「nobody」がありますが、使い方が異なるので注意しましょう。

「none of」は後ろに名詞や代名詞が続きます。一方、「no one / nobody」は単独で使い、「of」は不要です。

None of the members agreed.
メンバーの誰も同意しなかった。

No one agreed.
誰も同意しなかった。

「none of the members」のように特定のグループの中で「誰も~ない」と言いたいときは「none of」を使い、単に「誰も~ない」と言いたいときは「no one / nobody」を使います。「No one of the members agreed.」とは言わないので気をつけましょう。

まとめ

「none of」は「~のどれも…ない」「~の誰も…ない」という全否定を表す表現です。動詞を単数形にするか複数形にするかは、以下のポイントを押さえておけば迷うことはありません。

「none of+不可算名詞」の場合は、常に単数動詞を使います。これは例外なくそうなるので、迷わず単数動詞を選びましょう。

「none of+複数名詞」の場合は、フォーマルな場面では単数動詞、カジュアルな場面では複数動詞を使うのが一般的です。どちらを使っても文法的に間違いではないので、場面に応じて使い分けましょう。

迷ったときは、試験やビジネス文書では単数動詞を選んでおけば無難だと覚えておくと安心です。

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