used toとbe used toの違いと使い分け!意味と使い方を例文で解説!
同じusedを使った英語表現で「used to~」と「be used to~」がありますが、この2つの違いや使い分けがとても分かりにくい。
今回の記事では、「used to~」と「be used to~」の意味と使い方を例文で解説していきます。
「be used to~」の意味と使い方
I am used to living in Tokyo.
私は東京での生活に慣れている。
be used to~は、「~に慣れている」という意味になります。
toの後には名詞または動名詞がくるのがポイントです。
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例文では、usedが「慣れている」という意味の形容詞で使われています。
usedと同じような意味でaccustomedを使うこともあります。
I am accustomed to living in Tokyo.
(私は東京での生活に慣れている。)
…but I get used to living in Tokyo.
・・・でも、私は東京での生活に慣れるよ。
get used to~で「~に慣れる」という意味になります。
この構文は日常会話でよく使われるので、そのまま覚えておくと便利です。
be used to~とget used to~の違いは、be動詞の場合は主語の状態を表す時に使うのでbe used to~は「~に慣れている」という状態を表現する使い方です。
一方、get used toは、慣れていない状態から「~に慣れる」と変化していくのでgetを使います。
例文では、上京して間もないけれど、じきに東京での生活に慣れるという状態の変化を表す動詞としてgetで使い分けをしています。
この例文がなぜ「…but」で始まっているかと言うと、get used to~を使う時は、大抵はその前に難しい状態や面倒な状態などがあって、それでも「~に慣れる」という意味合いで使われることが多い。
慣れない東京での生活で大変です。「but」でも慣れるよ。という使い方が一般的です。
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<例文>
He is not used to Japanese food.
(彼は日本食に慣れていない。)
…but you get used to it.
(・・・でも慣れれば平気だよ。)
I am used to riding a horse.
(私は馬に乗ることに慣れてる。)
「used to~」の意味と使い方
This area used to be the sea.
この地域は以前は海でした。
used to~は、「以前は~だった(今は違う)」という意味になります。
例文では、以前は海だったけど、今は違うという状態を表しています。
たとえば、このフレーズは、昔は海だったけど今は埋め立て地になっているといった状態を説明する時の使い方です。
例文は状態を説明しているので、used toの後はbe動詞が使われていますが、その他の動詞が使われる場合もあります。
ただし、used toの後は必ず「動詞の原形」になるのがポイントです。
be used to~「~に慣れている」とused to~「以前は~だった(今は違う)」の違いや使い分けが分からない場合は、toの後に名詞(または動名詞)がくるのか、動詞の原形がくるのかで理解していると良いでしょう。
be used to~「~に慣れている」・・・toの後に名詞(または動名詞)
used to~「以前は~だった(今は違う)」・・・toの後に動詞の原形
I used to be a singer.
私は以前は歌手でした。
used to~は、主語が場所の時だけではなく、人でも使うことができます。
I was a singer.でも同じような意味になるのですが、例文のような表現もあることを覚えておきましょう。
<例文>
This used to be my mother’s shop.
(ここは以前私の母の店だった。)
I used to work at this convenience store.
(私は以前このコンビニで働いていた。)
I used to believe in Santa Claus.
(私は以前サンタクロースを信じていた。)
used toとbe used toの違いと使い分け!意味と使い方を例文で解説!
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