今回は、相手に依頼する時に使う「Will you~?」の答え方を例文で解説していきます。
日常会話で、相手にお願い事をする時には、実は「Will you~?」よりも「Can you~?」の方が使う頻度が高いです。「Will you~?」と「Can you~?」の使い方の違いについても例文で確認していきましょう。
「Will you~?」の答え方
Will you go there with me?
私と一緒にそこへ行ってくれますか?
Sure.
もちろん、いいですよ。
I’m sorry, I can’t.
残念ですが、できません。
「Will you~?」は、未来のついて尋ねる疑問文ですが、この例文では、相手に「一緒に行きませんか?」という意味で依頼を表す使い方をしています。
この場合は、相手から依頼を受けているので、Yes/Noだけの答え方ではあまりに素っ気ないので、相手の依頼を受ける場合は、「Sure.(もちろん、いいですよ。)」または「Of course.(もちろん。)」などの答え方をすると良いでしょう。
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相手の依頼を受けることができない場合は、「I’m sorry, I can’t.(残念ですが、できません。)」のように相手を気遣って丁寧に断るのが良いでしょう。この場合に, 「No, I won’t.(いいえ、行く気はない。)」と言うときつい答え方になってしまうので気を付けましょう。
そもそも日常会話で、相手に依頼する時には、「Will you~?」よりも「Can you~?」の方が使う頻度は高いです。次では、「Will you~?」と「Can you~?」の違いについて例文で確認していきましょう。
「Will you~?」と「Can you~?」の使い方の違い
(1)Will you answer the phone?
電話に出てくれますか?
(2)Can you answer the phone?
電話に出てもらえますか?
「Will you~?」は、相手に対して自分の「意志」を伝えるニュアンスがあります。例文では相手がきっと電話に出てくれるだろうと見通して依頼している感じです。
そのため、聞く人によっては「もちろん電話に出てくれるよね?電話に出て?」という命令に近い意味合いで受け取ってしまうかもしれません。このような誤解を招かないためにも相手に依頼する時には「Will you~?」ではなく「Can you~?」を使うことが多い。もしくはもっと丁寧な表現の「Would you~?」や「Could you~?」という表現を使います。
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(1)と(2)の例文の和訳を比べると、「Can you~?」を使った(2)の例文の方が相手に対してやわらかい印象があるのが分かると思います。
「Can you~?」は、相手に対して「可能性」を聞くニュアンスです。例文(2)を分かりやすく和訳すると「あなたが電話に出ることは可能ですか?」という意味になります。
「Will you~?」のように相手の状態などお構いなしに電話に出てと依頼しているのではなく、「Can you~?」の場合は相手が電話に出ることが可能なのか、可能ではないのかを気遣っている言い方になります。「Will you~?」と「Can you~?」にはこのような違いがあるのです。
「Can you~?」を使った例文の答え方も「Will you~?」の場合と同様に、依頼を受ける時は「Sure.(もちろん、いいですよ。)」、依頼を受けられない時は「I’m sorry, I can’t.(残念ですが、できません。)」になります。
「Will you~?」は、話し手の意志を伝える。「Can you~?」は、聞き手の可能性を尋ねる。このような使い方の違いがありますが、状況によっては「Can you~?」よりも「Will you~?」の方が適している場合もあります。
Will you marry me?
結婚してくれますか?
この例文は、プロポーズをする時の定番フレーズです。「Will you~?」は、話し手の意志を伝えるニュアンスなので、結婚しようとする意志が強く感じられます。
ところが「Can you marry me?」と言うと、「僕と結婚することは可能ですか?」というニュアンスになるので、聞き手側の女性にとっては、相手の自信の無さを感じてしまうかもしれません。
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