objectは「物,対象」という名詞の意味がよく知られていますが、実は「反対する」という動詞の意味もあります。
今回は動詞のobjectを使った熟語の「object to (人) doing」の使い方を例文で解説していきます。まずは、この熟語の意味から確認していきましょう。
「object to (人) doing」の意味
「(人が)~することに反対する」
「object to doing」は、「~することに反対する」という意味の熟語です。具体的な対象となる「人」がすることに反対すると言いたい場合は、「object to 人 doing」この形で「人が~することに反対する」という意味で使うこともあります。
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「object to doing」で使われている「object」は「反対する」という意味の動詞です。そして、「to」は前置詞なので、その後には名詞または名詞相当語句(名詞と同じ働きをする語句)がきます。ですから、「doing」は動名詞ということになります。
objectは「物,対象」という名詞の意味がよく知られていますが、「反対する」という動詞の意味もしっかり覚えておきましょう。また、前置詞のtoの後には、名詞または名詞相当語句(動名詞など)がくるという基本の使い方もしっかりと押さえておきましょう。
それでは、「object to (人) doing」の使い方を例文で確認していきましょう。
「object to (人) doing」の使い方
They object to building an apartment in this place.
彼らはこの場所にアパートを建てることを反対しています。
この例文では、「object to building」が「建てることを反対している」という意味になります。toが前置詞なので、その後ろには名詞または動名詞が使われることが多いです。to不定詞はほとんど使わないので注意しましょう。
object toの後には、名詞または、動名詞などの名詞と同じような働きをする言葉がくるということが使い方のポイントになります。
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そして、例文ではobjectを現在形で使っているところに注目してください。「反対しています」という日本語訳から、どうしても進行形を使いがちですが、objectを進行形で使うことはありません。動詞の現在形は習慣的に継続していることを表すことができます。例文では現在形のobjectを使うことで、彼らがアパートの建設をずっと反対し続けているというニュアンスが含まれています。
She objected to me going abroad.
彼女は私が外国に行くことを反対した。
この例文のように、具体的に誰に対して反対しているのかという対象を表したい場合は、「object to 人 doing」このような形になります。例文では目的語となる「人」の部分に「me(私)」が使われています。
動詞のobjectは、「object to 名詞」この形で使われることが多いです。そして、反対する具体的な「人」や「動作」を表したい場合は「object to (人) doing」という形になるということを覚えておきましょう。
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