今回は「refer to~」の意味と使い方を例文で解説していきます。「refer」を使った表現の「refer to A as B」の使い方についても合わせて確認していきましょう。
「refer to~」と「refer to A as B」のどちらも、動詞の「refer」という言葉が持つニュアンスを理解することがポイントになります。まずは言葉の意味から確認していきましょう。
「refer to~」の意味
「~を参照する」「~を参考にする」
「refer」は、情報の元になっているものに関心・注意を向けるとニュアンスで、物事を「言及する」や「参照する」という意味になる動詞です。
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「refer to」は、動詞の「refer」と前置詞の「to」を組み合わせることで、具体的に何を参照するのかを指し示す句動詞になります。ですから、「refer to」の後には、具体的に参照する情報や資料を表す名詞または名詞相当語句がきます。
それでは、「refer to」の具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「refer to~」の使い方
Please refer to the manual for handling.
取り扱いについては説明書を参照してください。
「refer to」の後には、具体的に参照するための情報の元を表す名詞または名詞相当語句がくることが使い方のポイントです。
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この例文では参照するものとして「the manual(取扱説明書)」という名詞が使われています。取扱説明書は英語で「User’s manual」と言いますが、「manual」だけでも十分に通じます。
「refer to A as B」の使い方
American people refer to football as soccer.
アメリカ人はフットボールをサッカーと言います。
「refer to A as B」は、「AをBと言う(見なす)」という意味になります。すでに述べていますが、「refer」は、情報の元になっているものに関心・注意を向けるとニュアンスがあります。
たとえば、「Please refer to the manual.(取扱説明書を参照してください。)」この場合は取扱説明書に関心を向けてくださいというニュアンスで「参照する」「参考にする」という意味で使われています。これを踏まえて「refer to A as B」の意味を考えてみると、まずはAに関心を向けてから、AをBと見なすというニュアンスになります。
この例文は、イギリス英語では「football(フットボール)」と言いますが、アメリカ英語では「soccer(サッカー)」と言うという内容になっています。「refer to」の後には情報の元となる名詞がきます。まずは「football」を参照してから、それを「soccer」と見なすと言っているのです。
「as」は前後の言葉が「イコール=」であるという意味の言葉です。この例文では、イギリス英語とアメリカ英語で言葉は違うけれど、イギリス英語の「football」とアメリカ英語の「soccer」は同じ意味であるということを表しています。
ちなみにアメリカでは、「american football(アメリカンフットボール)」と区別するために「soccer」と言います。
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