今回は「It costs 金額 to do」この構文の意味と使い方について例文で解説していきます。
この構文は、「金額」を表す言葉の位置を把握すること使い方のポイントになります。まずは意味から確認していきましょう。
「It costs 金額 to do」の意味
「It costs 金額 to do」・・・「~するのに(お金)がかかる」
何かをするのにお金がかかると言いたい時は、「It costs 金額 to do」この構文で表すことができます。具体的に誰にとってお金がかかるのかを言いたい場合は、「It costs 人 金額 to do」または「It costs 時間 for 人 to do」このような形になります。
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「金額」=お金を表す言葉と、「人」=人を表す言葉の位置を把握することが使い方のポイントになります。ただし、お金がかかる「人」が目の前にいる場合は、わざわざ言う必要もないので、省略されることが多いです。ですから、「It costs 金額 to do」この形で使う頻度が高いです。
「It costs 金額 to do」の「It」は形式主語と言われてもので、特に意味がない仮の主語です。ですから、このItを「それ」と訳す必要はありません。
それでは、「It costs 金額 to do」構文の使い方を例文で確認していきましょう。
「It costs 金額 to do」の使い方
It costs 70,000 yen a month to live in the apartment.
そのアパートに住むには月70,000円かかります。
この例文は「It costs 金額 to do」構文を使って、アパートの家賃がいくらかかるかを表しています。例文では「金額」を表す言葉の「70,000 yen a month(月70,000円)」が、costsとtoの間に使われています。「金額」を表す言葉が使われている位置を把握することが使い方のポイントになります。
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この例文を、あえて「It costs 時間 for 人 to do」で表すと、「It costs 70,000 yen a month for you to live in the apartment.(あなたがそのアパートに住むには月7万円かかる。)」になります。「人」を表す言葉の「for you(あなた)」が使われている位置は、「金額」と「to」の間になります。ただし、アパートの家賃は誰もが同じ金額ですし、目の前にあなたがいる場合は、わざわざ言う必要もないので、「人」の部分は省略されることが多いです。
It cost 5,000 yen to have the bicycle repaired.
その自転車の修理には5,000円かかりました。
この例文で使われているcostは過去形です。costは「(金額が)かかる」という意味の動詞ですが、過去形と過去分詞ともに語形変化しません。「現在形:cost – 過去形:cost – 過去分詞:cost」になります。この構文はcostを過去形で使うことも多いで覚えておくと良いでしょう。
この例文でも「金額」を表す言葉の「5,000 yen(5,000円)」が使われている位置を把握することが使い方のポイントになります。
今回は「お金がかかる」ことを表す「It costs~」という構文について学習しましたが、「時間がかかる」ことを表す「It takes~」という構文もあります。この構文について以前に書いた記事があるので、合わせてご覧ください。
「It takes+人+時間+to do」という文の形は、「~するのに時間がかかる」という意味を客観的に表す時に使います。「It takes+人+時間+to do」の形は、客観的に説明しているので、1つの文でいろいろな内容を言うことができます。
まずは、簡単な短い例文から始めて、徐々に長い例文を使って、意味と使い方について解説していきます…
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