今回は「figure out」の意味と使い方を例文で解説していきます。日本人に馴染みがあるのは名詞のfigure「フィギュア(造形物)」ですが、figure outは句動詞なので、動詞のfigureの使い方になります。
figure outと似たような意味をもつ句動詞のfind outとの違いについても、合わせ確認していきましょう。まずは、figure outの意味から解説していきます。
「figure out」の意味
figure outは、「理解する」「解決する」「(問題を)解く」という意味の句動詞です。たとえば、何か問題に直面した時に、あれこれ考えぬいて「解決する」時に使ったり、問題をじっくり考えてやっと「理解した」時に使ったりします。問題を解決するための要素を1つ1つ考えていって、「なるほど、こういうことか!I figured it out!(分かった!)」というように解決するための答えが分かるという感覚でfigure outを使うことが多いです。
figureは人や表現されたものの「形」を表す言葉です。名詞としての意味は「形,形態,図」になりますが、動詞のfigureは「形に表す」という意味になります。そして、outは外に「出て行く」または「出て来る」という意味をもつ副詞です。
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「figure out」は、動詞の「figure(形に表す)」と、副詞の「out(外に出て来る)」を組み合わせた句動詞です。抽象的な解釈ではありますが、figure outがもつニュアンスは、解決策が分からないぼんやりとした問題が、考えていくうちに徐々に答えが出て来て、形を成していくという感覚です。
「figure out」の使い方
Try to figure out how to do it.
どうやったらいいか考えてみてよ。
この例文で使われているfigure outは、よく考えて問題を「解決する」という意味になります。ここで言う問題とは「how to do it」で「それをどうやるか」ということになります。つまり、この例文は、それをどうやったら解決できるかを考えてみてという内容になります。
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figure outは、よく考えた末に答えを導き出すというニュアンスがあるということを理解することが使い方のポイントになります。ですから、問題を「解く」という感覚がある言葉です。
「figure out」と「find out」の違い
figure out・・・頭で考えて「分かる」
find out・・・見たり聞いたりして「分かる」
figure outとfind outは、どちらも「分かる」という意味の句動詞ですが、それぞれの使い方に微妙な違いがあります。
figure outは、じっくり頭で考えて答えが「分かる」という時に使う言葉です。一方、find outは、何かを見たり誰から聞いたりして「分かる」という時に使う言葉です。figure outとfind outには、このような違いがあるのです。
I couldn’t figure out the math problem.
私は数学の問題が分からなかった。
この例文では、数学の問題をじっくり頭で考えたけど、答えが分からなかったという内容になっています。このように自分でよく考えて問題を解く場合はfigure outを使います。
I found out that there will be a festival next week.
来週、お祭りがあることが分かった。
この例文では、お祭りの情報を人から聞いたり、掲示物を見て情報を知ったりして、来週お祭りが開催されることが分かったという内容になっています。
このように、見たり聞いたりして「分かる」と言いたい時はfind outを使います。情報を「見つけ出す」というニュアンスです。
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