英語で「疲れ果てた」を意味する言葉はいろいろありますが、その中でも少し変わった表現の「worn out」の使い方を例文で解説していきます。
worn outは、主に2つの意味がある形容詞です。まずは、この言葉の意味から確認していきましょう。
「worn out」の意味
worn out・・・「①使い古した」「②疲れ果てた」
worn outは、「使い古した(物)」または「疲れ果てた(人)」という意味の形容詞です。「worn‐out」このように一語にして表記することもあります。
wornの原形のwearには「身につける」の他に「磨り減らす」という意味があります。衣類を長く身につけていると、生地が磨り減りクタクタに疲れ果てていきます。このような意味から転じて、worn outを物に使う時は「使い古した」という意味になり、人に使う時は「疲れ果てた」という意味で使われます。
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「I’m worn out.(疲れ果てた。)」は、「I’m tired.(疲れた。)」よりもっと疲労度が高い時に使います。心身ともに疲れ果ててヘトヘトだという感じです。「out」を使うと気力・体力ともに出しきったニュアンスになるので、より疲労度が増します。「I’m tired.」に「out」をつけて、「I’m tired out.」と言うともっと疲れた印象になります。
worn outは形容詞なので、使い方は名詞の前に置いたり、be動詞を伴い状態を表したりします。次では、worn outの具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
「worn out」の使い方
「①使い古した」
I need to replace the worn‐out tires with new ones.
私は使い古したタイヤを新しいものに交換する必要があります。
形容詞には名詞を修飾する働きがあります。この例文では、名詞のtires(タイヤ)の前に形容詞のworn‐out(使い古した)を置いて、「the worn‐out tires(使い古したタイヤ)」このように表しています。
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worn‐outがtiresを修飾することで、使い古して磨り減ったタイヤという意味で使われています。「the worn‐out shoes(使い古した靴)」や「the worn‐out clothes(使い古した服)」など、物に対してworn outを使う場合は「使い古した」という意味になります。
「②疲れ果てた」
She looks worn out by a long journey.
彼女は長旅で疲れ果てているように見えます。
この例文のように、worn outを人に対して使う場合は、「疲れ果てた」という意味になります。
「look + 形容詞」で「~のように見える」という意味になります。worn outが形容詞であることを知っていれば、「She looks worn out(彼女は疲れ果てているように見える)」と問題なく訳すことができると思います。
他の「疲れた」を意味する言葉の「tired」や「exhausted」のように、「worn」も同じく過去分詞の形をとる形容詞だと考えると分かりやすいと思います。
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