今回は、「resemble」「similar」「look like」の使い方を例文で解説していきます。
これらは「似ている」ことを表す言葉ですが、それぞれの使い方に違いがあります。
それでは、「resemble」と「look like」の使い方の違い、「resemble」と「similar」の使い方の違いを、簡単な例文で確認していきましょう。
「resemble」と「look like」の使い方の違い
「動詞:resemble」・・・見た目または性質が「似ている」という意味で使う。
「句動詞:look like」・・・見た目が「似ている」という意味で使う。
簡単に言うと、以上の内容が「resemble」と「look like」の違いです。見た目が似てる場合は、ほぼ同じ意味になります。
resembleは、見た目が似ているという意味で使われることが多いですが、性質が似ているという意味もあります。一方、look likeは、見た目が似ているという意味だけで、性質が似ていると言いたい時には使えません。
それでは、「resemble」と「look like」の具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
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(1)She resembles her mother.
彼女は母親に似ている。
(2)She looks like her mother.
彼女は母親に似ている。
(1)と(2)の例文は、ほぼ同じ意味になります。これらの例文はどちらも彼女と母親の見た目が似ているという意味になります。
She resembles her mother in character.
彼女は性格が母親と似ている。
resembleは、見た目が似ているという意味で使うことが多いですが、性質が似ているという意味もあります。例文のように「in character(性格)」と説明を付け加えることで、性格が似ているという使い方もできます。
ただし、look likeに置き換えて性格が似ているとは言えません。look「見る」という意味からも分かるように、look likeは見た目が似ているという使い方をします。
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「resemble」と「similar」の使い方の違い
「resemble」・・・「~に似ている」という意味の動詞
(見た目が似ていると言いたい時に多く使う。)
「similar」・・・「類似した」という意味の形容詞
(性質が似ていると言いたい時に多く使う。)
resembleとsimilarは、どちらも似ていることを表す言葉ですが、それぞれの品詞が違います。もともと、この2つの単語はラテン語の「L.simulare(似る・似せる)」が語源で、その後フランス語を経由して現在の英語になりました。ですから、品詞の違いはあっても根本的な意味はとても似ています。ただし、使い方に違いがあります。
He resembles that famous actor.
彼はあの有名な俳優に似ている。
resembleは、この例文のように見た目が似ていると言いたい時に使うことが多いです。そして、日常会話では、resembleよりもlook likeの方が使う頻度は高いです。
His voice is similar to that famous singer.
彼の声はあの有名な歌手に似ている。
「be similar to」は「~に似ている」という意味になります。similarは形容詞なので、「~に似ている」と言いたい時はbe動詞を伴います。そして、この例文のように、similarは性質が似ていると言いたい時に使うことが多いです。
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