「on purpose」「for the purpose of ~ing」の意味と使い方を例文で解説!

今回は、「on purpose」と「for the purpose of ~ing」の使い方について例文で解説していきます。

これらの熟語の使い方は、「purpose」の意味さえ知っていれば、それほど難しくはありません。まずは、それそれの熟語の意味から確認していきましょう。

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「on purpose」と「for the purpose of ~ing」の意味

「on purpose」・・・「わざと」「故意に」
「for the purpose of ~ing」・・・「~する目的で」「~するために」

以上が「on purpose」と「for the purpose of ~ing」の意味になります。これらの熟語に共通して使われている言葉は名詞の「purpose」です。

名詞のpurposeは、「目的」「意図」という意味になります。purposeには「意図する」という動詞の意味もありますが、動詞よりも名詞の意味で使われることが多いです。

「on purpose」と「for the purpose of ~ing」は、どちらとも、名詞のpurposeの「目的」「意図」という意味を知っていれば、なんとなく察しがつくのではないでしょうか。

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「on purpose」は、何かを「目的として」、または何かを「意図して」行うと考えれば、「わざと」行う、または「故意に」行うという理解できると思います。日常会話では、特に否定文で「わざとではない」と言いたい時に「on purpose」を使うことがあります。

「for the purpose of ~ing」は、「for the purpose(目的のために)」と「of doing(すること)」のように分けて考えれば、特に熟語として覚えなくても分かると思います。ただし、この表現はセンター試験の過去問題で見かけることがあるので、受験生は見過ごすわけにはいかない熟語です。それでも実際の会話で「~するために」と言いたい時は他の表現を使うことが多いので、言い換えの英文も合わせて覚えておきましょう。

それでは、「on purpose」と「for the purpose of ~ing」の使い方を簡単な例文で確認していきましょう。

「on purpose」の使い方

I’m sorry, I didn’t do it on purpose.
 
ごめんなさい、わざとじゃないんです。

たとえば、うっかり飲み物をこぼしてしまった時や、誤って相手の所有物を壊してしまった時などに、この例文を使うことができます。

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on purposeは、「わざと」「故意に」という意味なので、否定文で使った時には「わざとではない」「故意ではない」という意味にあります。I(私)が主語の場合、「わざとやった」「故意にやった」と申告するという場面はあまりないことなので、やはり、例文のような否定文で使うことの方が多いです。

on-purpose-for-the-purpose-of-ing-意味-使い方-例文-画像1

「for the purpose of ~ing」の使い方

He went to Australia for the purpose of studying English.
 
彼は英語を勉強する目的でオーストラリアに行きました。

「for the purpose of ~ing」は、「~する目的で」という意味の熟語です。for the purpose(目的のために)の後に、動作を表す動名詞(~ing)が付け加えられています。

この例文では「for the purpose of studying」を「勉強する目的で」と訳していますが、「勉強するために」という意味でとらえると、ニュアンスは少し変わりますが、他にも様々な表現で言い換えることができます。

たとえば、「for the purpose of ~ing」の替わりに、「in order to」や「so as to」を使っても同じようなことが言えます。

on-purpose-for-the-purpose-of-ing-意味-使い方-例文-画像2

He went to Australia in order to study English.
 
彼は英語を勉強するためにオーストラリアに行きました。

He went to Australia so as to study English.
 
彼は英語を勉強するためにオーストラリアに行きました。

「~するために」と言いたい時は、単に不定詞の「to study(勉強するために)」だけでも同じような意味になります。「He went to Australia to study English.(彼は英語を勉強するためにオーストラリアに行きました。)」それぞれ違う単語を使った表現なので、ニュアンスに多少の違いがありますが、高校英語のテスト問題で「for the purpose of ~ing」「in order to」「so as to」を使った言い換え問題を見かけることがあります。

「for the purpose of ~ing」「in order to」「so as to」の中で、日常的に最も使う頻度が高いのは「in order to」です。「so as to」は日常会話ではあまり使いません。また、「~するために」と言いたい時は、単に不定詞の「to do」を使うことが多いです。

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英単語を覚える時は、「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。1度覚えた英単語を忘れてしまった場合は、この3ステップを繰り返して、もう1度「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

たとえば、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を覚えたい場合は次の通りです。

1.「読む」
「recommend」の正しい発音を発音記号やGoogle翻訳の音声機能などを使って確認してから、声に出して「recommend」を読んでみる。

2.「書く」
「recommend」のスペルと意味を覚えるまで書く。

3.「話す」
具体的なシチュエーションを想定して、「recommend」を使った英文を作り、独り言でも良いので話してみる。

たとえば、友人の行きつけの飲食店に連れて行ってもらった時に、おすすすめのメニューを聞くというシチュエーションを想定して、「What do you recommend?(あなたのおすすめは何ですか?)」という英文を作って話してみる。

そして、動詞の「recommend [rèkəménd](勧める)」を名詞の「recommendation [rèkəməndéɪʃən](推奨)」に変えたら、どのような英文になるのかを考えてみる。答えは「What’s your recommendation?(あなたのおすすめは何ですか?)」になります。

これで、動詞の「recommend」と名詞の「recommendation」の2つの英単語が覚えられたと思います。

しかし、大抵は数日経てば忘れてしまうものです。そこで諦めないで、再び「読む」「書く」「話す」の3ステップを繰り返すことが大切です。忘れてしまった英単語を「思い出す」ことで脳に記憶が定着していきます。

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