今回は、「It seems that~」の意味と使い方についてです。
「It seems that + S + V 」は、「S + seems + to 不定詞」のかたちで書き換えが可能です。
書き換え方についても簡単な例文で確認していきましょう。
「It seems that~」の意味と使い方
It seems that he is very busy now.
彼は今とても忙しいように思われる。
「It seems that~」は、「~するように思われる」という意味で使われる構文です。
この例文のように、初めにIt seems「~のようだ」と言ってから、that節以降に本来言いたいことを「主語(S)+ 動詞(V)」の語順で続いて言っています。
この構文は、that節の前後の文の時制が変わっても使うことができます。また、that節では口語表現では省略されることがあります。
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It seems that he was very busy.
彼はとても忙しかったように思われる。
It seemed that he was very busy.
彼はとても忙しかったように思えた。
「It seems that~」の使い方は、テストで書き換え問題がよく出題されます。「It seems that + S + V 」を「S + seems + to 不定詞」のかたちで書き換えるのですが、いずれの表現も日常会話でよく使う表現なので、大人の学習者もしっかり使い方を覚えておきましょう。
「It seems that~」の書き換え
「It seems that + S + V 」は、that節以降の主語を文頭に置いた「S + seems + to 不定詞」のかたちで書き換えることができます。
that節以降の文が過去形の場合は、「S + seems + to have 過去分詞」のかたちになるので、どちらを使うかを判断することがポイントになります。それでは、具体的な使い方を例文で確認していきましょう。
It seems that she knows everything.
彼女は全て知っているように思われる。
She seems to know everything.
彼女は全て知っているように思われる。
書き換え方は、まず、that節以降にある主語のshe(彼女は)を文頭に置きます。そして、不定詞は「to + 動詞の原形」になるので、to knowのように使うのがポイントです。
次は、that節以降の文が過去形の場合の書き換え方について確認していきましょう。
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It seems that she knew everything.
彼女は全て知っていたように思われる。
She seems to have known everything.
彼女は全て知っていたように思われる。
この例文のように、that節以降の動詞が過去形になった場合の書き換え方は、「to+have+過去分詞」で表すことができます。
まずは、that節以降にある主語のshe(彼女は)を文頭に置きます。そして、to不定詞の表現で文を続けていくわけですが、knewが過去のことを言っているので、to have knownというかたちにします。彼女は過去の時点から全てを知っていたという意味になります。
<書き換え例文>
It seems that he was very busy.
(彼はとても忙しかったように思われる。)
He seems to have been very busy.
(彼はとても忙しかったように思われる。)
<書き換え例文>
It seemed that she knew everything.
(彼女は全てを知っていたように思えた。)
She seemed to know everything.
(彼女は全てを知っていたように思えた。)
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