今回は英語で「賛成する / 反対する」という意味をもつ「I’m for it. / I’m against it.」の使い方について例文で解説していきます。
これらの言葉は、前置詞の「for」と「against」の違いを理解することがポイントになります。
「I’m for it.」「I’m against it.」の意味
「I’m for it.」・・・「それに賛成する」
(I’m → it.)
「I’m against it.」・・・「それに反対する」
(I’m →← it.)
「I’m for it.(それに賛成する)」と「I’m against it.(それに反対する)」の違いは、前置詞の「for」と「against」がもつニュアンスの違いになります。
Sponsored Links
前置詞の「for」には様々な意味がありますが、「for」は対象に気持ちを向けるというニュアンスがあります。心理的に指し示す矢印「→」と考えると分かりやすいです。つまり、「I’m for it.」は「I’m → it.」このような関係があります。
ですから、「私(I)」は、「it(それ)」に気持ちを向けて「am(存在する)」という意味合いになります。気持ちを向けて存在しているということから、それを「支持している」「賛成している」という意味になります。
一方、「against」は「~に反対して,~に対抗して」という意味の前置詞なので、矢印で表すと「→←」このような関係になります。つまり、「I’m against it.」は「I’m →← it.」このように表すことができます。「私(I)」が「it(それ)」に対抗して、お互いがせめぎ合い緊張している状態です。ですから、反対するという意味で強い表現になります。
「I’m for it.(それに賛成する)」と「I’m against it.(それに反対する)」は、どちらも短い一言フレーズなので、それぞれの意味さえ知っていれば、すぐ使える便利なフレーズです。次では、例文を使ってこれらの言葉の使い方を確認していきましょう。
Sponsored Links
「I’m for it.」「I’m against it.」の使い方
Aさん:What do you think about the new tax system?
新しい税制についてどう思いますか?
Bさん:I think it’s a good idea. I’m for it.
私は良い考えだと思います。賛成です。
Cさん:I don’t think it’s a good idea. I’m against it.
私は良い考えだとは思いません。反対です。
この例文では、Aさんが、BさんとCさんに「the new tax system(新しい税制)」についてどのように思うのか質問しています。ですから、これらの例文で使われている代名詞の「it(それ)」は「the new tax system(新しい税制)」を示しています。
Aさんは「What do you think~?(どう思う?)」と聞いているので、BさんとCさんは「Yes/No」だけでは答えられません。自分がどのように思うのかという自分の意見を言う必要があります。
Bさんは「I’m for it.」を使って賛成する意見を述べています。Cさんは「I’m against it.」を使って反対する意見を述べています。「I’m for it.」や「I’m against it.」だけでも相手に伝わりますが、例文では新しい税制が良い考えなのか良くない考えなのか、自分の気持ちを付け加えています。
PR:【30日間全額返金】ライザップがTOEICにコミット!ライザップイングリッシュ
Sponsored Links
おすすめの記事
「come up with」の意味と使い方!「think of」での言い換えを例文で解説!
stand upの意味は「立ち上がる」だけじゃない!使い方を例文で解説!
call offとput offの意味と使い方!英語で「中止する/延期する」を例文で解説!