今回は「famous」と「popular」の意味と使い方の違いについて解説していきます。
この2つ言葉は似たような意味を持つ形容詞なので混同しがちですが、それぞれが持つニュアンスに違いがあります。
まずは、famousとpopularの意味の違いを確認してから、「be popular with/among~」や「be famous for~」などの熟語の使い方を例文で学習していきましょう。
「famous」と「popular」の意味の違い
famous・・・「有名な」
(多くの人に知られている、良い意味でも悪い意味でも使われる)
popular・・・「人気のある」
(多くの人に好かれている、または支持されている)
簡単に言うと、以上の内容がfamousとpopularの違いです。
famousは、「有名な」「多くの人に知れられている」という意味で広く使われる一般的な言葉です。良い意味で有名な場合でも使いますし、悪い意味で有名な場合でも使います。また、良い悪いで区別することなく、多くの人に知れられているという場合でも使います。
ですから、famousの意味を「多くの人に知れられている」と覚えておくと、様々な場面で対応できると思います。
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popularは、「人気のある」という意味で、「多くの人に好かれている」というニュアンスのある言葉です。一方、famousは、多くの人に知られているが、必ずしも好かれているとは限らない。popularとfamousはこのような違いがあるのです。
popularは、多くの人に「好かれている」、または「支持されている」というところがポイントになるので、famousほどたくさんの人たちに知られていなくても、一部の人たちに人気があれば使うことができます。
それでは、「famous」と「popular」の具体的な使い方について例文で確認していきましょう。
「be famous for~」の使い方
Asakusa is famous for Kaminari-mon gate.
浅草は雷門で有名です。
「be famous for~」は「~で有名だ」という意味になります。famousの後ろに前置詞のforを使うと、具体的に何で有名なのかを表すことができます。「be famous for~」は熟語として覚えておきましょう。
この例文では、浅草の雷門が名所として多くの人に知られているという意味でfamousが使われています。この例文の内容は、浅草の名所の雷門を観光客などに紹介する時に使うフレーズなので、良い意味で有名ですと言ってます。ちなみに、雷門は「Kaminari gate」より「Kaminari-mon gate」と表記することが多いです。
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famousは、「有名な」という意味で幅広く使う言葉です。中学英語では学習しませんが、その他にも「良い意味で有名な」という意味のrenownedや、「悪い意味で有名な」という意味のnotoriousという言葉があります。これらの言葉のように良い悪いで限定された用法ではなく、もっと幅広く「有名な」という意味で使われるのがfamousなのです。
「be popular with/among~」の使い方
He is popular with his class friends.
彼はクラスの友達に人気があります。
This fashion is popular among young people.
このファッションは若者の間で流行しています。
「be popular with~」と「be popular among~」は、いずれも「~に人気がある」という意味になります。どちらの例文も、使い方のポイントになるのは、多くの人に好かれている、または支持されているというニュアンスを含んでいることです。
人々に好かれているからこそ、popularが「人気がある」「流行している」といった意味になるのです。例文のようにpopularの後に、前置詞のwithやamongを使うと、具体的にどんな人たちに人気があるのかを表すことができます。「be popular with~」と「be popular among~」は熟語として覚えておきましょう。
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