今回は「regard」の意味と使い方を例文で解説していきます。
この動詞は、「regard A as B」というかたちで使うことが多いので、その使い方をしっかり覚えておきましょう。
まずは、regardの意味から確認していきましょう。
「regard」の意味
regard・・・「~を(…だと)見なす」「~を(…だと)考える」
regard A as B・・・「AをBと見なす」
regardは、「~をみなす」という意味の動詞です。特にregard A as B「AをBと見なす」というかたちで使うことが多いので覚えておきましょう。
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asは「イコール=」を表す言葉なので、「A as B」は「A = B」という関係が成り立ちます。つまり、regard A as Bは、AとBがイコールだと見なしているという意味になるのです。
それでは、「regard A as B」の使い方を例文で確認していきましょう。
「regard A as B」の使い方
We regard Tom as our leader.
私たちはトムを私たちのリーダーと見なしています。
この例文では、「Tom as our leader」で「Tom = our leader」という関係が成り立ちます。
つまり、Tom(トム)とour leader(私たちのリーダー)がイコールだと見なしているという意味になります。
「見なしている」という和訳につられて「× We are regarding Tom as our leader.」このように進行形にすることは間違いです。
例文では、regardを現在形で使っていますが、そもそも動詞の現在形は、習慣的に続いていることを表します。例文の内容では、トムをリーダーと見なしているのは瞬間的なものではなく、習慣的に続くものなので動詞のregardは現在形を使います。
ちなみにregardingは「~関して」という意味の前置詞としての使い方があります。
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He is regarded as a great artist.
彼は偉大な芸術家と見なされています。
この例文のように、regardを受動態で使うこともあります。受動態の使い方は「be regarded as ~」で「~と見なされる」という意味になります。
受動態の場合は、主語とas以降がイコールの関係になります。「He = a great artist」の関係が成り立ちます。
「~と見なされている」や「~と考えられている」という言い方は日本語でもよく使う表現です。同様に英語でもregardを受動態で使うことが多いので、受け身の表現もしっかり覚えておきましょう。
<例文>
The teacher seems to regard her as a genius.
(先生は彼女を天才と見なしているようです。)
We need to regard this problem as serious.
(私たちはこの問題を深刻だと考える必要があります。)
seem to~「~のように見える」や、need to~「~する必要がある」などの表現と、regard A as B「AをBと見なす」を組み合わせて使ったとしても、基本的な使い方は同じです。「A as B」は「A = B」という関係が成り立ちます。
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