今回は、「似合う」や「合う」という意味を持つ「suit」「match」「go with」の違いと使い分けを例文で解説していきます。
使い方のポイントは、「人」に似合うのか、それとも「物」に合うのかというところです。
まずは、「suit」「match」「go with」の違いについて簡単に解説してから、それぞれの使い方を例文で確認していきましょう。
「suit」「match」「go with」の違いと使い分け
「suit」・・・服装などが「人」に似合う
「match」「go with」・・・色やデザインなどが「物」に合う
以上が「suit」「match」「go with」の使い方の違いです。
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suitは、「物」が「人」に似合うことを表す動詞です。
matchとgo withは、動詞と句動詞の違いはありますが、いずれも「物」が「物」に合うことを表す言葉で、それぞれが似たような意味と使い方になるので書き換えることができます。
「物」が「人」に似合うsuitと、「物」が「物」に合うmatchとgo withは、状況によって使い分ける必要があります。それでは、具体的な使い方を簡単な例文で確認していきましょう。
「suit」の使い方
The skirt suits you.
そのスカートはあなたに似合います。
この例文は、「物」を表すskirt(スカート)が、「人」を表すyou(あなた)に似合っていることを表しているので、動詞に「suit」を使っています。動詞に三単現のSをつけることを忘れないように「suits」にしてください。
他にも「合う」という意味の動詞に「fit」がありますが、fitはサイズが合うという違う意味になります。ですから、The skirt fits you.と言うと「このスカートはあなたのサイズに合う」という意味になるので、使い分ける必要があります。
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「match」「go with」の使い方
The tie matches this shirt.
そのネクタイはこのシャツに合います。
この例文は、「物」を表すtie(ネクタイ)が、「物」を表すshirt(シャツ)に合っていることを表しているので、動詞に「match」が使われています。この場合は「人」に似合ううという意味のsuitの使い方とは違います。
動詞の「match」は、「go with」で書き換えても同じような意味になります。The tie goes with this shirt.(そのネクタイはこのシャツに合います。)このように言い換えることができます。matchやgo withを使う時も、名詞が単数だった場合、動詞に三単現のSをつけることを忘れないようにしましょう。
Sweet cookies go with bitter coffee.
甘いクッキーは苦いコーヒーに合います。
「物」が「物」に合っているという表現は、ファッションだけではく食べ物や飲み物などにも使えます。
この例文では、Sweet cookies(甘いクッキー)と、bitter coffee(苦いコーヒー)の組み合わせが良いことを表すために「go with」が使われています。
「go with」のgoは「行く」、withは「一緒に」という意味があるので、共に進むことができるくらい相性ピッタリというイメージが想像できると思います。
「go with」には「似合う」や「合う」の他にも、「go with 人」で「~と共に進む」「~と一緒に行く」という意味もあります。
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